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セ・リーグ前半戦MVP、「3連続完封」「3打席連発本塁打」の“あのふたり”で決まり!

AERA dot. のロゴ AERA dot. 2017/07/17 AERA dot.
巨人菅野(左)、広島・丸(C)朝日新聞社 © dot. 巨人菅野(左)、広島・丸(C)朝日新聞社

 プロ野球は7月17日からペナントレース後半戦がスタート。激しい首位打者争いに連続完封劇……。広島が首位を快走したセ・リーグ前半戦の中で、最も働いた選手“前半戦MVP”を選びたい。

【セ・リーグ投手部門】

菅野智之(巨人)

 第4回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で日本のエースとしてした奮闘した男は、ペナントレースでも快投を続けた。疲労の影響から4月4日のDeNA戦(横浜)に今季初先発。その試合で7回1失点と貫禄の投球で白星を奪うと、4月18日のヤクルト戦(熊本)、同25日の広島戦(マツダ)、5月2日のDeNA戦(東京ドーム)と、セ・リーグでは1989年の斎藤雅樹(巨人)以来28年ぶりとなる3試合連続完封の快挙を成し遂げた。その後、炎上した試合もあったが、6月13日の福岡ソフトバンク戦(東京ドーム)で9回3安打1失点、10奪三振の熱投。7月は5日の広島戦(マツダ)で6回無失点、11日のヤクルト戦(東京ドーム)で7回無失点と2連勝で締め、前半戦15試合に先発して9勝4敗、防御率2.20の好成績を収めた。

 勝ち星はリーグ単独トップ、防御率は田口麗斗(巨人)の2.09に次ぐ2位。その他の成績を見ても、4完投3完封(リーグ1位)、100奪三振(同2位)、被打率.208(同1位タイ)と優秀な数字が並ぶが、今回の前半戦MVPの選考で基準にしたのが、WHIPの数値。「1イニング当たり何人の走者を出すか」を表す項目で、菅野は0.93。同項目で2位の田口の(1.09)を大きく引き離してのリーグトップを誇った。チームは借金6のBクラスで前半戦を終えたが、個人としてはMVPにふさわしいパフォーマンスだった。

【セ・リーグ打者部門】

丸佳浩(広島)

 前半戦で1試合平均5.3得点の攻撃力を誇った広島の中で、不動の3番打者の働きを最も推したい。

 昨季から取り組んできた新打法をさらに進歩させた今季、開幕から快音を連発して打率3割をキープ。結果が出るとともにスイングに力強さが増し、交流戦を迎えた6月は5度の猛打賞をマーク。6月16日のソフトバンク戦(マツダ)では3打席連続本塁打、翌17日の同戦では決勝弾を放つなど、6月の21試合で打率.402、6本塁打、22打点と大暴れした。

 前半戦を終えて打率.319(リーグ4位)、16本塁打(同5位)、57打点(同4位)。首位快走の広島の中でも打率トップを誇る丸だが、本塁打と打点では鈴木誠也(17本塁打、64打点)、エルドレッド(21本塁打、59打点)の方が上回る。しかし、出塁率と長打率とを足して求められる打撃指数のOPSの項目では、鈴木のOPS.907、エルドレッドのOPS.959を上回るリーグトップのOPS.960を誇った。本拠地マツダスタジアムでは40試合で打率.344、12本塁打、35打点。強力赤ヘル打線の象徴として働くプロ10年目の28歳に、前半戦のMVPを贈りたい。

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