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明大魂みせた巨人・鹿取GM秘話 大浴場での裸の作法に張本氏「アッパレ!」

zakzak のロゴzakzak 4日前

 【江尻良文の快説・怪説】

 球団史上初のユニホーム組出身として注目される巨人・鹿取義隆ゼネラルマネジャー(GM、60)。GMには、野球の知識と経験に基づくチーム編成能力、そして周囲との調整能力が要求される。巨人OBでもある球界ご意見番・張本勲氏(76)が明かした、鹿取GMが浴場でみせた裸の作法は興味深い。

明大魂みせた巨人・鹿取GM秘話 大浴場での裸の作法に張本氏「アッパレ!」: 16日の試合後、石井一夫球団社長(中央)、鹿取義隆GM(右)と握手をかわす巨人のケーシー・マギー(撮影・吉澤良太) © zakzak 提供 16日の試合後、石井一夫球団社長(中央)、鹿取義隆GM(右)と握手をかわす巨人のケーシー・マギー(撮影・吉澤良太)

 鹿取GMの野球人生はスタートから巨人軍激動がついて回っている。1978年ドラフト外入団。そうなったのは江川卓氏と巨人軍の空白の1日をついた電撃契約から端を発した、いわゆる“江川事件”の余波がある。

 コミッショナーが契約を無効としたために、巨人はドラフトをボイコット。鹿取GMはドラフト外で明大から巨人へ入団するしかなかったのだ。が、79年春の宮崎キャンプで、ONに代わる新OH砲として76、77年のリーグ連覇に大きく貢献した張本勲氏の目にとまったのだ。

 しかもグラウンド上ではない。宿舎ホテルの大浴場でだ。「江尻君! 今時の若者には、考えられないようなルーキーが入団してきたぞ」。興奮収まらぬ張本氏から翌日、グラウンドでドラフト外ルーキー・鹿取との初対面感動劇を告白された。

 「大浴場にいたら、いきなり“先輩、失礼します。お背中を流します”と大声であいさつされ、背中を流してくれた。感激したよ。今時そんな律儀で礼儀正しい若者がいるなんて」

 世界の王とプロ入り同期入団で、自らアジアの張本と称していた張本氏は、いきなりルーキーだった鹿取GMにハートをわしづかみされたのだ。初対面で「大アッパレ!」だった。

 「あの島岡御大(明大・島岡吉郎監督)の厳しいスパルタ野球、グラウンド外でもしつけが行き届いた明大魂を受け継いでいるんだろうな」

 張本氏の鹿取賛歌は今でも鮮明に蘇ってくる。2度目の「アッパレ!」が出されるかどうか。 (江尻良文)

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