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見えない巨人潰し 熾烈CS争い展開も…広島、阪神 DeNAを“アシスト”!?

zakzak のロゴzakzak 2017/09/12

 セ・リーグ4位の巨人は10日のヤクルト戦(東京ドーム)に6-1で快勝。3位の横浜DeNAが2位阪神に3タテを食らったため、ついにゲーム差なしまで接近した。

 12日からは阪神と3連戦(甲子園)。16、17日にはDeNAと東京ドームで最後の直接対決を控え、高橋由伸監督(42)は「勝負の週になると思う。今日の勝ちで、いい流れで戦いたい」と残り17試合での逆転クライマックスシリーズ(CS)出場へ意気込みを語った。

 巨人とDeNAのし烈な3位争いは、最後までもつれそうだが、両軍と続けて対戦したヤクルトは、ともに1勝2敗。首脳陣は「打線はどちらも8月の勢いはなかった。DeNAも先発の数はそろっているけど、菅野、マイコラスと絶対的な投手がいる巨人の方が圧倒的に有利。これからは日程に余裕ができて、先発を詰めて4人で回すこともできる」と予想する。

 とはいえ巨人も、簡単にCS出場とはいきそうもない。一昨年パ・リーグで4位に終わった西武の例があるからだ。

 一昨年の西武は13連敗を喫しながら8月に盛り返す、今年の巨人と驚くほど同じ展開。3試合を残した9月27日の時点で、残り8試合のロッテに2・5ゲーム差をつけて3位だった。

 ところが30日以降、2位の日本ハムがロッテに4戦全敗(3敗目で順位確定)し、3位浮上を“アシスト”。当時は「CSで対戦するチームにとっては、岸(現楽天)、菊池がいて強力打線の西武の方が嫌。ロッテの方が戦いやすい」といわれていた。CS進出を逃した西武の関係者は「勝てなかったウチが悪いんだけど、ハムは露骨だったな。やられたよ」と、苦虫をかみつぶした。

 首位広島はDeNAと5試合も残っており、9月30日、10月1日に2連戦。阪神も9月24日からDeNAと5試合組まれている。

見えない巨人潰し 熾烈CS争い展開も…広島、阪神 DeNAを“アシスト”!?: 3位確保が見えてきた高橋監督(左端)だが、今後思わぬ障害が現れるかも © zakzak 提供 3位確保が見えてきた高橋監督(左端)だが、今後思わぬ障害が現れるかも

 わざと負けることはないだろうが、消化試合として主力を休ませ、実績のない投手を起用。一方で巨人戦は全力で勝ちにいくことはできる。

 あるヤクルトのコーチは「なかなか思惑どおりにはいかないだろうけど、巨人とはやりたくないだろうね」と心中を察する。巨人がCSに進出するには、目の前の相手だけではなく、見えない“包囲網”も突破しなければならない。(塚沢健太郎)

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