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長友佑都、大迫勇也、酒井宏樹がJリーグに出戻り…リトアニアへ移籍の本田圭佑「J1は厳しい」の声

AERA dot. のロゴ AERA dot. 2021/09/15 11:00
FC東京に復帰した長友佑都 (GettyImages) © AERA dot. 提供 FC東京に復帰した長友佑都 (GettyImages)

 日本代表のDF長友佑都が10年以来11年ぶりにFC東京に復帰した。7月にマルセイユ(フランス)から退団が発表されて去就が注目されたが、移籍先として決断したのはプロ生活をスタートさせた古巣だった。

 イタリアの強豪インテル・ミラノで約7年間プレーし、ガラタサライ(トルコ)、マルセイユと欧州のクラブを渡り歩いた生き様は若手にとって良きお手本になる。12日の柏戦後に行われた復帰セレモニーで、背番号50のユニフォームを身にまとってスタジアムに登場。

 「11年前の当時を振り返っても相当な野心があったと思うんですけど、今はそれ以上の野心と情熱にあふれています。僕はこのクラブで勝利したいです。このクラブでタイトル獲りたいですそのために自分にも厳しく、チームメイトにも厳しく、高め合っていきたいと思います」と熱い口調で語り、「おっしゃー。僕は本気ですから。優勝しましょうや、みんな。タイトル獲って。宜しくお願いします」と呼びかけると、サポーターから拍手が注がれた。

 長友だけではない。今夏の移籍市場は欧州からJリーグへの「出戻り」が目立つ。FW大迫勇也はブレーメン(ドイツ)から神戸、FW武藤嘉紀もニューカッスル(イングランド)から神戸、酒井宏樹はマルセイユから浦和、乾貴士はエイバル(スペイン)からセレッソ大阪、宮市亮はザンクトパウリ(ドイツ)から横浜F・マリノス、安西幸輝はポルティモネンセ(ポルトガル)から鹿島に移籍した。

「まだ欧州のクラブでバリバリのレギュラーとして活躍できる酒井、安西は例外ですが、他の選手たちは欧州のクラブで出場機会をなかなかつかめていなかった。来年に開催されるカタールW杯で日本代表を目指すことを考えると、即戦力として期待されるJリーグの方が出場してアピールできるというのは移籍の一因として大きいと思います。乾はクラブが2部降格して退団しましたが、まだまだ日本代表に復帰できる実力は備えている。欧州で彼らが培った経験をチームに還元すれば、Jリーグ全体のレベルの底上げにもつながる」(スポーツ紙デスク)

  そして、去就が注目される大物プレーヤーがもう一人いる。W杯に3度出場した元日本代表のMF本田圭佑だ。日本、オランダ、ロシア、イタリア、メキシコ、オーストラリア、オランダ、ブラジルと渡り歩き、昨季は3月からアゼルバイジャンのネフチ・バクーでプレー。8シーズンぶりのリーグ優勝に貢献したが、6月には同クラブから契約満了での退団が発表された。

 本田は今月11日、YouTube公式チャンネルのライブ配信を行い、「日本を含めると8カ国でプレーしてきました。現役の続行を、続行というか、単純にサッカーを続けると意思決定をしていて、最近いくつかのクラブからオファーをもらっていて、9カ国目、決めようかなと思っています」と報告。視聴者から「(名古屋)グランパスに戻りませんか?」という書き込みに対し、「そのうち吉田麻也が戻ると思うんで、安心してください。僕が戻らなくても、多分、吉田麻也が戻って、皆さんを喜ばせてくれると思います」と冗談交じりに語った。

 そして14日、本田は9か国目がスードゥヴァ(リトアニア)に決まったことを自身の公式YouTubeチャンネルで発表した。動画内で書類にサインし、背番号「3」のユニフォームを手渡された。本田が今後、Jリーグに復帰すれば大いに盛り上がるだろう。ただ、スポーツ紙記者は「今の本田はJ1では厳しい」と指摘する。

「プレースピードが速くないし、運動量が多い選手ではないので攻撃が停滞してしまう。少なくとも今の名古屋だったらスタメンに入れないでしょう。本田は日本サッカーに多大な影響を与えたプレーヤーですが、彼自身はJリーグでプレーするより、未知な世界を切り拓く生き方に魅力を感じていると思います。アゼルバイジャンへ移籍した際は驚きましたが、9カ国目はさらにサプライズを起こすかもしれません」

 唯一無二の道を突き進む本田が復帰する日はあるのか。(江口顕吾)

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