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萩野が日本選手権欠場 平井コーチは「東京五輪に向けてプラスではない」

デイリースポーツ のロゴ デイリースポーツ 2019/03/15 10:55 デイリースポーツ/神戸新聞社
取材に応じる平井伯昌コーチ=成田空港 © Copyright(C) 2012 デイリースポーツ/神戸新聞社 All Rights Reserved. 取材に応じる平井伯昌コーチ=成田空港

 競泳男子でリオデジャネイロ五輪400メートル個人メドレー金メダリストの萩野公介(24)=ブリヂストン=が、4月の日本選手権(辰巳)の出場を見送ることになった。15日、マネジメント事務所が発表した。これについて、指導する平井伯昌コーチ(55)は、萩野が参加を見送ったスペイン合宿から帰国した成田空港で取材に応じ「2020年東京五輪に向けては、今年エントリーしないというのは、普通に考えてプラスではない」と説明。その上で「今は立ち止まって、見つめ直すことが必要」などと話した。

 萩野は2月のコナミオープンで400メートル個人メドレーに出場したものの、予選で4分23秒66と、自身が持つ日本記録よりも17秒も遅いタイムで、決勝を棄権。後に異常なしと診断されたものの、病院で検査も受けた。同月19日から予定していたスペイン合宿も取りやめるなど、コンディションが整わない状況が続いており、この日「今は競技に正面から向き合える気持ちではない」などとコメントを発表した。

 先月19日にチームが合宿に出発後、萩野は少し休養。翌週から練習を再開したが、状態は上がらなかったという。電話で話した際も「元気がなかった」と平井コーチ。「2020年東京五輪に向けて、今年エントリーしないというのは、普通に考えてプラスではない。でも本人の状態を考えると、今はとてもじゃないけどエントリーできる状況じゃないと思うので。普通に考えれば危機的状況な所をどうプラスに変えられるか。来週以降、落ち着いて話をしていきたい」とした。

 現在は練習を休んでおり、今後については「白紙。一番大事なのは彼の意志」と平井コーチ。「練習は、近年では一番出来ていたはずだけど、そこから競技会に向かうところがうまくつながらないというか、別人になっちゃったような感じ。恐らく今、何のために泳いでいるのかといった葛藤がすごくあると思う。今は立ち止まって、見つめ直すことが必要かなと思っています」と説明した。また、萩野との電話では「とにかく今は休みが必要だと思うから、次またスタートしたときは自分のために泳ぎなさいという話はしました」と明かした。

 4月の日本選手権は、金メダル獲得なら東京五輪代表に内定する今夏の世界選手権代表選考会を兼ねている。5月のジャパンオープン(辰巳)はその「追加選考競技会」と位置づけられているが、ジャパンオープンだけに出て代表となることは「普通はない」(平井コーチ)としており、世界選手権出場は極めて難しい状況だ。

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