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B級グルメがこんなにも!? 神楽坂はしっとり情緒と満腹注意の街だった

マイナビニュース のロゴ マイナビニュース 2017/05/18 木口マリ
© マイナビニュース 提供

●ペコちゃん焼きだけじゃない! 神楽坂の食べ歩きは和洋中さまざま
神楽坂と言えば坂道、そして"和情緒が漂う飲食店の街"という印象があるだろう。一見さんお断りの料亭など、若者には少々入り難い店も多い。しかし、昼間の神楽坂はB級グルメの宝庫であり、散策が楽しい街だということをご存知だろうか。そんな、意外な神楽坂を紹介しよう。

○古きも新しきも楽しい神楽坂

神楽坂散策のメインとなるのは、東京メトロ東西線「神楽坂」駅からJR「飯田橋」駅までの一帯だ。付近にはいくつかの神社があり、そこからの神楽の音(ね)が響き渡っていたために、神楽坂という名が付いたという。

神楽坂が街として栄え始めたのは江戸時代とされている。大老(江戸幕府で政治をまとめていた最高職)の酒井氏が、屋敷から江戸城へ登城する際に通る道として整備された。そのため中心となっている神楽坂通り沿いに店が立ち並び、そのにぎわいは今も健在だ。ちなみに、この通りを飯田橋駅方面に下っていき、外堀を越えてまっすぐ行けば皇居(当時の江戸城)へとたどり着く。

付近にはいくつかの大学があるため、現在では学生も入りやすいチェーン店やカフェを多く見かける。また、水辺のレストラン「カナル・カフェ」といったお洒落な店も増えてきた。しかしいまだ、江戸・明治・大正時代創業の歴史ある店も多い。少し裏道へ入り込んでみれば、石畳の小路あり、和服の似合う段々ありの、しっとりした落ち着きを感じられる。多種多様ながら、新しさと昔っぽさがほどよく調和しているのが神楽坂の面白いところだ。

○何はともあれ食べ歩き!

昼の神楽坂は、B級グルメだけでおなかがはちきれんばかりとなる街である。それらの店は主に神楽坂通り沿いにあるが、横道に目を凝らしてみると「これは! 」というお店を見つけられることもある。ここに紹介するグルメを参考に、自分なりの神楽坂グルメ探索をしてみてもらいたい。

見た目も楽しい「ペコちゃん焼き」
神楽坂B級グルメで外せない一品が、「不二家 飯田橋神楽坂店」の「ぺこちゃん焼き」だ。日本でこの店舗でしか販売されておらず、営業終了時間(通常は20時)の2時間前に焼き終わりとなってしまう。定番は「カスタード」で、そのほか「ミルキークリーム」「カントリーマアムクリームなど」、日替わり・月替わりメニューも合わせ、常時7種類を販売している。

●information
不二家 飯田橋神楽坂店
東京都新宿区神楽坂1-12

シンプルな「おにぎり」
和のお弁当の定番と言えばおにぎりだ。きっと江戸時代の庶民もおにぎりをふろしきに包み、この坂を歩いていたに違いない。神楽坂通りから神楽小路に入ったところで見つけた「むすびや」はおにぎりの専門店で、素朴感がいい。店頭にないおにぎりはその場で握ってくれる。

●information
むすびや
東京都新宿区神楽坂2-10

北国をスムージーで満喫
「Kita-pre 北のプレミアムフード館」は、北海道・青森・岩手・秋田の食材を扱うセレクトフードショップ。3階にある「キタプレカフェ」では、その場で材料を合わせたスムージーを作ってくれる。「青森カシスとりんごの酵素スムージー」(テイクアウト600円、店内650円)は、皮までまるごと入っているが、意外と飲みやすい。そのほか、「りんごとマンゴーのヨーグルトスムージー」なども人気なのだそう。

●information
キタプレカフェ
東京都新宿区神楽坂3-2-61 3階

1個で満腹! 巨大なあつあつ肉まん
昭和32(1957)年より半世紀以上創業の「神楽坂五十番本店」は、15種類の大きな肉まんと、5種類のミニ肉まん、ちまき、しゅうまいなどを販売する中華料理店。店内は、平日でもたくさんの客でにぎわっている。手作りなだけあって、ほのかに甘みのある皮もおいしい。

●information
神楽坂五十番本店
東京都新宿区神楽坂3-2

たまにはイタリアンな食べ歩きも
揚げ物の定番はコロッケやメンチカツだが、イタリアンなフライはいかがだろう。シチリアを中心とした食材店「Dolce Vita(ドルチェ・ヴィータ)」の店頭では、コロコロまん丸の「アランチーニ(ライスコロッケ)」が販売されている。筆者もここで、「アランチーニ アジアゴチーズ入り」(300円)をチョイス。店内では食材のほか、ピザなどのお惣菜があり、ワインの試飲もできる。お洒落な食べ歩きができそうだ。

●information
Dolce Vita
東京都新宿区神楽坂6-8

神楽坂通りの周りには、迷い込みたくなる裏路地がたくさんある。続いてはそんな裏路地を探索してみよう。

●神楽坂は裏路地も楽しいぞ! 食べ歩きの疲れは銭湯でさっぱり
○街歩きや雑貨店も楽しい

神楽坂通りの周りには、「かくれんぼ横丁」「みちくさ横丁」「芸者新道」「兵庫横丁」など、迷い込みたくなる裏路地がたくさんある。このあたりには古民家を利用した料理店も多い。ドラマの撮影などでも使われることのある昔ながらの銭湯「熱海湯」で、ひと風呂浴びてみてもいいだろう。

そのほか、外堀通り沿いを南に行くと、フランス政府公式機関である語学学校「アンスティチュ・フランセ東京」がある。それぞれ日本らしからぬ雰囲気があり、のぞいてみると面白い。

●information
欧明社リヴ・ゴーシュ
東京都新宿区市ヶ谷船河原町15

また、すぐ側には東京理科大学の前身である東京物理学校の木造校舎を復元した「近代科学資料館」も。資料館の地下には「数学体験館」があり、数学に楽しく親しめる多数の体験型展示がされている。

●information
近代科学資料館
東京都新宿区神楽坂1-3

神楽坂はグルメに散策など、様々な楽しみ方のできる街だ。街の灯がともる夜の裏路地をめぐってみれば、また違う側面を見ることができるだろう。一日かけてゆっくりと過ごしてみてはいかがだろうか。また、神楽坂は伝統的に夜ににぎわう街であるためか、朝は遅いとのこと。朝に散策をする場合は、地域住民への配慮を忘れずに楽しみたい。

※価格は全て税込

○筆者プロフィール: 木口 マリ
執筆、編集、翻訳も手がけるフォトグラファー。旅に出る度になぜかいろいろな国の友人が増え、街を歩けばお年寄りが寄ってくる体質を持つ。現在は旅・街・いきものを中心として活動。自身のがん治療体験を時にマジメに、時にユーモラスに綴ったブログ「ハッピーな療養生活のススメ」も絶賛公開中。

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