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飛行機が消えたらどんな手順で捜索が進むのか?その謎に迫る

TABIZINE のロゴ TABIZINE 2019/11/07 07:30

1948年から2014年の間、世界では計82機の飛行機が忽然と姿を消しました。海上で57機、陸上で25機の消息が絶たれたわけですが、それらに乗っていた乗客乗員1441人の行方が今も分かっていないのはもちろんのこと、飛行機の残骸や油膜さえも見つかっていません。

© On Air Co., Ltd. 提供

飛行機が消えたことを発見する現場

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飛行機が跡形もなく消えてしまう。そんな到底考えられないことが、2000年以降においても2014年までの間に7機も発生しています。

【世界の謎】跡形もなく消えた飛行機が、1948年から2014年の間に82機

飛行機が行方不明になるとき、どんなことが起こっているのでしょうか。

最初の兆候は、レーダーから消える、もしくは航空管制官との通信に失敗すること。混んだ航空路の場合はレーダーから消えるなどして一瞬で気づきますし、海上などを飛んでいる場合は地上の航空管制官が定期的な10〜15分毎の通信が行われないことで気づきます。

コンタクトを取っていた飛行機がレーダーから消えたら、航空管制官は直ちに、飛行経路上の次のレーダー施設に、続いてエリア内の他の施設に連絡して、見つけられるかどうか確認します。見つからない場合は、飛行機が向かう目的地の空港と他のすべてのレーダー施設に通知します。

捜索の役割分担

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国際調査プロトコルにより、事故発生エリアの国の軍隊が協力します。たとえば海軍艦艇では甲板から水中の破片を探します。またそのエリアを飛行中の他の旅客機のパイロットも、コックピットの窓から肉眼で探したりなどできることをします。

広報的な役割を務めるのは、たいてい目的地の空港です。乗客の家族や報道関係者に連絡を取ったり、目撃者の情報を受け付けたりします。

調査の中心となるのは、通常航空機が登録されている国か、目的地の国になります。しかし、通常いろいろな国籍の乗客がいるので、多くの国や地域が協力します。

調査チームは、それぞれ要因を分担して、乱気流、天候、航空機が最後に整備されたときの状態、航空機のモデルの過去に発生した問題、パイロットが懲戒処分を受けたことがあったか、パイロットの家庭での状態など、調査は長期間続きます。たとえば飛行機をみつけるまで2年かかったものは、その後海底からコックピットの最後30分間の会話データや航空機のデータが記録されたブラックボックスを探し・・・といった具合です。

でも、かけら1つも見つからないよりよっぽどいいのでしょうね。

航空管制官のお仕事

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飛行機が行方不明になるのをいち早くみつける航空管制官。彼らの仕事内容がどんなものなのでしょうか。

飛行機は巨大で小回りが利かない乗り物。そのため、航空管制官が周囲の安全を客観的に確認しながら飛び方を指示する役割を担います。

仕事内容は大きく分けて2種類あります。

1つは、管制塔での仕事で、滑走路を使う順番や離着陸をコントロールすること、誘導路での動きを指示すること、飛行コースなどにOKを出すことなど。もう1つは、レーダーを使ってパイロットに指示出し、他部署との連絡調整など。

航空管制官がいるから、渋滞や飛行機同士が衝突といった事故を防ぐことができます。一瞬の気のゆるみも許されないので、30分から1時間毎に役割を交代します。

航空管制官は国家公務員(国土交通省の職員)で、航空管制官採用試験に合格した後、航空保安大学校で1年間の基礎研修を受け、各部署で専門研修を受けたあと、技能試験に合格することでなることができます。

航空管制官とパイロットの会話は、基本的に英語、もしくは日本語で行われています。エアバンドという無線機を使えば、部外者でもその会話がどんなものなのか聞くことができるそうです。一度試してみてもいいかもしれません。

(参考)

The Telegraph

国土交通省 航空管制官

国土交通省 エアバンド

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