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やっぱりワゴンは使いやすい!? いまや貴重なCセグメントワゴン ルノー「メガーヌスポーツツアラー」とは

くるまのニュース のロゴ くるまのニュース 2022/05/14 20:10 岡本幸一郎

通常時580リッターの広い荷室で使い勝手も十分

 4世代目となる現行型ルノー「メガーヌ」は2015年に登場し、日本には2017年秋より導入されています。

 最新版は「インテンス」のモノグレードで、本記事で紹介する「インテンス スポーツツアラー」の車両価格は、ハッチバックの20万円高となる334万円(消費税込)となっています。2022年4月1日の価格改定で若干上昇したものの、このクラスのフランス製ステーションワゴンとしては、リーズナブルに感じられることに変わりはありません。

ルノー「メガーヌ スポーツツアラー」のフロントフェイス © くるまのニュース 提供 ルノー「メガーヌ スポーツツアラー」のフロントフェイス ルノー「メガーヌ スポーツツアラー」のフロントフェイス

【画像】UVより使いやすい!? ルノー「メガーヌスポーツツアラー」の魅力を画像でチェック(21枚)

 登場時にも話題となった特徴的なスタイリングは、時間が経過してもあまり古さを感じさせることもありません。フロントバンパーやグリルが新しくデザインされ、フロントエンドやフェンダーにクロームパーツが効果的に配されるなどした最新版は、より質感が高まり、フレンチデザインが際立っています。

 灯火類も、LEDヘッドライトユニットには最新のルノー車と同じく立体的なストライプが配されたほか、ヘッドライトカバーにダイヤモンドのモチーフが組み込まれ、リアウインカーにはシーケンシャルタイプが与えられています。さらにシャークアンテナが標準で装備され、新しいデザインの 18インチホイールが採用されるなど、細かく見るとかなりの部分が新しくなっています。

 スポーツツアラーとなれば、なおのこと気になる肝心のラゲッジルームは、フル乗車時で580リッター、リアシート格納時で1695リッターの大容量を誇ります。ハッチバックの473リッター/1367リッターでも十分に広いところ、さらに圧倒的な積載性を発揮します。

 また荷室の形状も隅まで広く、フロアにはパーテーションも備えられていて便利に使えそうです。リアシートは40:60の分割可倒式となっています。

 ロングホイールベースのおかげで後席の居住空間も十分に確保されていて、成人男性の平均+αの体格である筆者(岡本幸一郎)が座っても余裕を感じます。前席に対して、ヒップポイントがやや高めに設定されていて見晴らしもよく、シート自体も頻繁に人を乗せることを想定したしっかりとしたものが与えられています。

 爽快で力強い走りもメガーヌならでは。最新版には159馬力の最高出力と270Nmの最大トルクを発生する、高い性能と効率性を両立したルノー・日産・三菱アライアンスとダイムラーにより新たに共同開発された1.3リッター直列4気筒直噴ターボエンジンに、7速の「EDC」と呼ぶDCTが組み合わされています。

やんわりとしていながらガッチリ路面を捉える、不思議なドライブフィール

 その加速性能は、1.3リッターと聞いて想像するよりもずっと速さを感じさせるものです。

ルノー「メガーヌ スポーツツアラー」の走り © くるまのニュース 提供 ルノー「メガーヌ スポーツツアラー」の走り ルノー「メガーヌ スポーツツアラー」の走り

 ターボとしてはレスポンスも良好で、1800rpmの低回転で最大トルクに達するため低速から力強く、いかにもターボらしい盛り上がり感もあり、最高出力を発生する5500rpmまで伸びやかに吹け上がります。

 その優れたパフォーマンスを、湿式多板クラッチを備えたDCTが効率よく引き出してくれます。欲をいうと、パドルシフトがあるとなおうれしいところです。

「マルチセンス」で運転モードやインテリア照明をカスタマイズすることもでき、スポーツモードを選ぶと、ルノー・スポール(R.S.)モデルにも通じるメリハリの効いた走り味となります。

 メガーヌのプラットフォームは、日産とルノーが共同開発した「CMF-CD」を採用しています。R.S.モデルへの使用を前提として開発されたというだけあって、もともと高い剛性が確保されているのも特長です。

 ドライブフィールには独特の味わいがあります。

 乗り心地はけっして硬くなく、やんわりとしていながらもガッチリと路面を捉えるような、ちょっと不思議な感覚があります。ハンドリングもドイツ車のようなピタッ、シャキッとした動き方とは異質の、とても俊敏なのにやんわりとしていて、あまり意識しなくても行きたい方向に素直に進んでいってくれるので、いたってリラックスして乗れるあたりもこのクルマならではです。

 現行メガーヌの登場当初に話題となった、このクラスでは採用例の少ない4輪操舵機構「4CONTROL」は、今回のインテンスには搭載されていませんが、それでも操縦性はなかなか俊敏です。むしろスタビリティの高さに自信があるからこそ、これほどクイックにできているように思えます。

 先進運転支援装備もアップレードされ、ACCにストップ&ゴー機能が付き、電動パーキングブレーキにオートホールド機能が装備されたほか、リアクロストラフィックアラート、ドライバー疲労検知アラート、歩行者検知機能の付く衝突被害軽減ブレーキなどが新たに採用され、より快適に安心してドライブできるようになったのも歓迎です。

 SUVも良いけれど、あえてワゴンを選びたいという人にとって、新しくなったメガーヌ スポーツツアラーのように魅力的な選択肢があることを、ぜひ知っておいてもらえると幸いです。

ルノー「メガーヌ スポーツツアラー」のインパネ © くるまのニュース 提供 ルノー「メガーヌ スポーツツアラー」のインパネ ルノー「メガーヌ スポーツツアラー」のインパネ

Renault Megane Sport Tourer INTENS

ルノー・メガーヌ スポーツツアラー インテンス

・車両価格(消費税込):334万円

・全長:4635mm

・全幅:1815mm

・全高:1495mm

・ホイールベース:2710mm

・エンジン形式:直列4気筒ターボ

・排気量:1333cc

・駆動方式:FF

・変速機:7速DCT(EDC)

・エンジン最高出力:169ps/5500rpm

・エンジン最大トルク:270Nm/1800rpm

・車両重量:1390kg

・WLTCモード燃費:16.6km/L

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