古いバージョンのブラウザーを使用しています。MSN を最適にご利用いただくために、サポートされているバージョンをご使用ください。

レクサス「IS」に5リッターV8搭載!? 新シリーズ「Fスポーツパフォーマンス」を投入する訳

くるまのニュース のロゴ くるまのニュース 2021/02/23 18:10 山本シンヤ

ISシリーズのトップモデル「IS500 Fスポーツパフォーマンス」登場!

 2020年に大幅改良がおこなわれたレクサス「IS」。ほぼ全面刷新といっても過言ではないエクステリアデザインの変更や、TNGAに匹敵するフットワークなど、その進化は下手なフルモデルチェンジ以上の内容に驚きました。

レクサス「IS」のトップモデル「IS500 Fスポーツパフォーマンス」 © くるまのニュース 提供 レクサス「IS」のトップモデル「IS500 Fスポーツパフォーマンス」 レクサス「IS」のトップモデル「IS500 Fスポーツパフォーマンス」

 筆者(山本シンヤ)もこれまでさまざまなステージで試乗をおこなってきましたが、一言でいうとISの「コンパクトスポーツFRセダン」というコンセプトがより明確になったと感じました。販売も好調で、現在もバックオーダーを抱えているそうです。

【画像】めっちゃ速そう! 新モデル「IS500 Fスポーツパフォーマンス」をチェック(27枚)

 そんななか、2021年2月22日(現地時間、日本時間は2月23日)、北米のレクサス公式サイトでISの追加モデルが発表されました。

 それがISシリーズのトップモデル「IS500 Fスポーツパフォーマンス」です。

 レクサスは至高のスーパースポーツ「LFA」を頂点に、パワートレインを含め数々の専用設計アイテムが奢られる「F(通称:リアルF)」、そしてFのエッセンスを継承した「Fスポーツ」、そして「ノーマル」というピラミッドが形成されています。

 今回発表されたIS500 Fスポーツパフォーマンスについてレクサスは、「新たにFスポーツパフォーマンスとして展開する最初のレクサスモデル」と語っていますが、一体どのようなモデルなのでしょうか。

 最大のポイントはパワートレインで、5リッターV型8気筒「2UR-GSE」と8速ATの組み合わせです。

 エンジンは「LC500」や「RC F」に搭載されるレスポンスや伸び感など徹底してこだわったNAユニットで、472hp/395lb.ftのスペックを誇ります。

 なお、エキゾーストサウンドはRC Fをインスパイアしているそうです。

 ちなみに車両重量は1764kgで3.5リッターV型6気筒エンジンを搭載する「IS350 Fスポーツ」から僅か65kgアップに留められているといいます。

 このエンジン搭載にあたり、フットワーク系のアップデートも抜かりなしです。

 昨年の大幅改良で手を入れた車体剛性アップやハブボルト化に加えてリアにパフォーマンスダンパーを追加。

 さらに専用セットアップのAVS(電子制御サスペンション)、トルセンLSD、そして大容量ブレーキシステム(冷却性能にもこだわる)なども採用されています。

Fスポーツパフォーマンスには先代「IS F」との共通点も

 新型ISは、新たに建設された下山テストコースのなかのドイツ・ニュルブルクリンクサーキットに似たレイアウトと入力が再現された第3周回路鍛えられていますが、このIS500もそれは同じ。つまり、単なる直線番長ではないことは明らかでしょう。

 プロモーションビデオには走行シーンも収録されており、卓越したコーナリング性能を見せていますが、とくにテールスライド時のコントロール性も高そうに感じました。

レクサス「IS500 Fスポーツパフォーマンス」 © くるまのニュース 提供 レクサス「IS500 Fスポーツパフォーマンス」 レクサス「IS500 Fスポーツパフォーマンス」

 エクステリアはV8エンジンを搭載するために盛り上がったデザインを採用したフロントエンジンフードやリアの4本出しエキゾーストシステム&ディフューザー形状のリアアンダー、専用デザイン&軽量化されたスプリット10本スポークの19インチアルミホイール(エンケイ製)、そしてメッキからダーククロムに変更されたウィンドウトリムなど、専用アイテムがプラスされています。

 ちなみにFスポーツのエンブレムは、Fスポーツパフォーマンス専用となるブラック仕様です。

 インテリアはステアリングやドアスカッフプレートのFスポーツパフォーマンス専用バッジや専用メータースタートアップ映像などが採用されていますが、基本的にはFスポーツと同じと考えていいでしょう。

 これらの内容を見ていくと、IS500 Fスポーツパフォーマンスは、先代に設定されていた「IS F」と共通する部分が多いことに気が付きます。

 つまりFスポーツパフォーマンスは「リアルFに限りなく近いFスポーツ」という解釈ということになります。

 ただ、なぜIS Fを名乗らずIS500 Fスポーツパフォーマンスなのでしょうか。

 これは筆者の推測になりますが、レクサスの「挑戦」と「自信」だと思っています。

 これまでFスポーツは見た目とフットワークのアップデートが主でしたが、IS500 Fスポーツパフォーマンスはパワートレインにも手が入っています。

 つまり、「今後は他モデルもそうなっていく」ことを意味しています。

 おそらく、それはピュアなガソリン車だけに留まらず、電動化パワートレインも視野に入っているはずです。

 さらにIS500 FスポーツパフォーマンスがIS F並み、いやそれ以上の実力を備えたということは、「次のリアルFはそれを確実に超える実力を備えている」が約束されたわけです。

 IS500 Fスポーツパフォーマンスは、北米で2021年秋に発売予定と発表されています。

 日本に導入される可能性は現時点ではわかりませんが、待ち望んでいる人は多いはずです。

くるまのニュースの関連リンク

くるまのニュース
くるまのニュース
image beaconimage beaconimage beacon