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ガリガリガリクソンが復帰、昨年酒気帯び運転で逮捕

日刊スポーツ のロゴ 日刊スポーツ 2018/06/26 14:21 日刊スポーツ新聞社
1年1カ月ぶりの復帰舞台で、菓子を腹部に貼り付ける持ちネタも見せたガリガリガリクソン(撮影・村上久美子) © 日刊スポーツ新聞社 1年1カ月ぶりの復帰舞台で、菓子を腹部に貼り付ける持ちネタも見せたガリガリガリクソン(撮影・村上久美子)

 昨年5月に大阪市中央区内で飲酒運転をしたとして、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕された後、所属事務所から無期限謹慎に処されていたお笑い芸人、ガリガリガリクソン(32)が26日、よしもと祇園花月の寄席で“前説”として出演し、約1年1カ月ぶりに舞台復帰した。

 おなじみのTシャツをめくりあげ、ぽってりとし汗ばんだ腹部をあらわにし、板チョコをペタッと腹部に貼り付ける芸も披露。ハイテンションで「1年間、謹慎させてもらってましたけど、新ネタは何も考えてませんっ」。芸風を貫き、5分強の出番を務め終えた。

 出番を終えて、取材会に臨んだ際には、スーツに着替えて現れ「全国の皆さまにご迷惑をおかけして、本当に申し訳ございませんでした。やってはいけないことをしてしまい、罪の重さを感じる1年でした」と言い、頭を下げた。

 舞台では、事件さえも「ハイボール40杯飲んで、車運転してきた人いますか?」とネタにし、笑わせたが、それも自らの芸風をまっとうしたゆえだった。

 「僕が(事件を)言わないことには、お客様も戸惑ったままですから」。観客には出演が告知されておらず、開演前の公演周知を受け持つ“前説”での出番だったため、自らネタにして切り出したと打ち明けた。

 昨年5月の事件後、当初は「甘く考えていた」と素直に振り返った。大阪市内の自宅で、週刊誌の直撃を受け、毒づいた様子などが一部で報じられたが「SNS上でも多くの批判を目にし、やってしまったことの重大さを思い知った」。部屋の電気をつけることも、テレビを見ることもなく、ほぼ「引きこもり」状態に。しばらくすると、収入が絶たれ、生活苦に陥った。

 「実家の母に金銭面で援助をしてもらったり、先輩から声をかけてもらって、金銭だけではなくて、お米をいただくこともあった」

 昨年9月ごろからは、ラーメン店でアルバイトを始め「時給900円ぐらい、一般的な相場で」働いた。同店は大阪と、広島・福山にもあるといい「目立つと迷惑をかけるので、(福山店を中心に)厨房(ちゅうぼう)でギョーザを包んでました」と明かした。

 メッセンジャー・あいはらら、先輩からは「やってしまったことは反省しないといけないけど、時間があるからしっかりネタを考えておけ」と激励されたが「とても、そんな心の余裕はなかった」とも。アルバイトを始めると、あいはらから「俺も丸坊主にしたるから、一緒に反省していこう」と、言われた言葉を思い出したとも語った。

 今年2月には、所属の吉本興業が、ガリクソンに「もう1度チャンスをやりたい」と、全国のメディアや関係各所へあいさつ回り。同社によると、そのおわびを兼ねたあいさつは「3カ月かかった」という。

 事件の種類は違えども、事件後に復帰がかなわないタレントも多い中、再び舞台に立ち、ガリクソンは「感謝しかないです。この先、僕のことを不快に思う人もいると思う。そんな意見を受け止めて、今後を考えたい」と話した。

 事件後、運転免許は返納し、現在は再取得ができない状態だが、将来、可能になったとしても「考えられないです」。ただ、飲酒については「正直な話、謹慎中も、家でちょっと飲んでいました。外では監視してくれる人がいたら(常識の範囲で)飲むことはあります」と素直に明かした。

 もともとラーメン店を経営していたこともあって、謹慎中は、飲食店に興味を持ったといい「カレーのレシピを学んで、オリジナルのブレンドも考案しました」。今後は芸人活動とともに、インターネットを使った活動も模索しており「もしも、許されるならば、将来的には、インターネットを通じて、世間に紹介したり、そういうこうともしていきたい」と話していた。

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