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フジ・ミタパン、アイドルアナから報道のエースに

SPA! のロゴ SPA! 2019/04/30 15:53 日刊SPA!
CDデビューしたものの、三田アナは新人時代に「歌ヘタ」アナウンサーとしてバラエティ番組に出演していた過去がある(『恋のミタパン』CDジャケットより) © FUSOSHA Publishing Inc. 提供 CDデビューしたものの、三田アナは新人時代に「歌ヘタ」アナウンサーとしてバラエティ番組に出演していた過去がある(『恋のミタパン』CDジャケットより)

 フジテレビアナウンサーの“ミタパン”こと三田友梨佳アナが、約4年間務めたワイドショー番組『直撃LIVEグッディ』を卒業し、4月から夕方の報道番組『FNN Live News α』で、月曜~木曜版のメインキャスターに抜擢されている。さらに『Mr.サンデー』で宮根誠司の相方として第3代アシスタントにも就任しているのだ。

 三田アナは自身のインスタグラムで、『FNN Live News α』の最初の一週間を終えた後に、「緊張し続けた4日間でしたが、学びと喜びと反省と、、、充実した毎日となりました。」とコメントしている。

 今でこそフジテレビの“報道の新エース”然としてきているが、入社当初は“アイドルアナ”としての活躍が多かった三田アナ。そこで今回は、そんな三田友梨佳アナの、アイドルアナから報道のエースに転進するまでの華麗なる遍歴を振り返ってみたい。

◆まさかのCDデビューも!? フジテレビ入社からアイドルアナとしての活躍

 三田友梨佳アナは、1987年5月生まれ、東京都出身。中学から私大の名門・青山学院大学に通い、高校在学時には1年間アメリカ・シアトルへ留学。そのため英語が堪能で、英検準1級、TOEIC850点という成績を残しているという。

 高校時代、祖父から「友梨佳がアナウンサーだったら、離れていても会えるのに」と言われたことからアナウンサーを志し、大学時代に“世界大学野球選手権大会”で英語のアナウンスを経験したり、日本テレビのイベントコンパニオンをしたりと、着実にアナウンサーへの道を進んでいった。

 大学卒業後、フジテレビにアナウンサーとして入社すると、新人ながら「ミタパンブー」のMCに起用されるなどし、当時から大きな期待を背負っていたことがわかる。徐々に“ミタパン”の愛称が定着してきた入社1年後には、『恋のミタパン』でまさかのCDデビュー。同時期に『めざましテレビ』、『めざましどようび』のスポーツキャスターを務め、一躍人気女子アナへと成長していった。

 2014年に開催されたソチオリンピックでは、現地キャスター兼リポーターを担当し、他局の人気アナウンサーと共に日本民間放送連盟キャンペーンCM『ソチをウチで 見るなら民放で!!』に出演。また、不定期で『とんねるずのみなさんのおかげでした。』などのバラエティ番組に出演し、アイドルアナとしての地位を確立していったのである。

◆方向転換!? 『直撃LIVEグッディ』では安藤優子の横で進行アナウンサーに

 そんな三田アナは2015年度から、平日午後のワイドショー番組『直撃LIVEグッディ』の進行アナウンサーに就任。ここまでアイドルアナとしての印象が強かった三田アナだが、このワイドショー番組への出演で、徐々に世間のイメージを変えていくこととなる。

 注目されたのは、さまざまな事件やニュースに対する三田アナのストレートな発言と庶民的な価値観だ。

 実は三田アナの実家は、日本橋の高級料亭でミシュラン三ツ星を獲得した『玄冶店 濱田家』であり、父親の三田芳裕氏が代表取締役社長を務め、母親の三田啓子氏が女将を務めている。また父親は日本橋にある劇場『明治座』の代表取締役社長も務めている。つまり三田アナは、かなりお金持ちの由緒正しい家柄に生まれたわけだが、浮世離れした価値観を持っているわけではなく、むしろ『直撃LIVEグッディ』でのコメントはかなり視聴者と近い目線で発言することが多かったのである。

 例えば、港区・南青山に「こども家庭総合支援センター」が建設されることに地元住民が反対したニュース。「港区の価値が下がる」「ランチの単価が1600円もする一等地」との声が上がっていたなか、「一等地だからこその意味もある。高級店だけじゃなく、児童相談所のような子どもたちのための施設が共存していることで魅力的に見えると思う」と言い切ったのだ。続けて、「一等地だからこそ有効活用して、子どもたちが幸せになって欲しいですけどね」と発言し、視聴者たちは「三田アナのズバッというところに共感が持てる」と称賛する声を寄せた。

◆あの安藤優子が涙ながらに感謝! そして“報道の新エース”へ…

 こうした、視聴者に近い目線で、思っていることをまっすぐ代弁してくれる三田アナの姿は、アイドルアナとしてではなく、キャスターとして徐々に支持を集めていくことになった。

 その『直撃LIVEグッディ』を卒業する際には、メインキャスターの安藤優子が三田アナへ感謝の意を述べながら涙するという、ちょっとしたサプライズも。三田アナの「(高橋)克実さん、安藤さんの横で学ぶことがたくさんありましたし、尊敬できる先輩から学ぶことができる喜びを毎日、噛みしめながら過ごしてまいりました」との言葉を聞いた安藤は、感極まった様子で「困った……」「ごめん」と発して涙を見せるのだ。

 また安藤は「三田さんはですね、いつも、ちっちゃい字でですね、いっぱいのメモを作るんですね、番組前に。これはですね、自分の準備ではなくて、私がすぐ忘れちゃうんですよ、数字とか。そのときにフォローするために」と、三田アナが続けていた陰の努力を視聴者に伝え、「そんな支えてくれた三田さんには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます」と心からの謝意を口にするのだった。

 こうして『直撃LIVEグッディ』から快く送り出された三田アナは、今年4月、夕方の報道番組『FNN Live News α』のメインキャスターになると共に、『Mr.サンデー』の3代目アシスタントに就任。その際に、伸ばしていた髪の毛を25センチもカットしたことでも話題となり、「気持ち新たに、新しい舞台で頑張ります」と決意を感じるコメントを残した。

 定着するまでに時間がかかると言われている帯のニュース番組で、今後三田アナがどのような番組を作っていき、視聴者を獲得していくのかに期待がかかる。

 ――フジテレビアナウンサー・三田友梨佳のアイドルアナから報道のエースとなるまでを振り返ってみた。入社当初こそ、そのルックスからアイドルアナとして活躍していたが、確かな実力で現在のポジションを掴み取ったようだ。三田アナが、新たな番組と共にどのような飛躍を遂げていき、フジテレビや報道業界を盛り上げていってくれるのか。今後も目が離せない。<文/A4studio>

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