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吉澤ひとみ被告保釈も芸能界復帰は絶望的 返り咲いた坂上忍にみる3つの境界線

AERA dot. のロゴ AERA dot. 2018/09/27 17:39

 酒気帯び状態で車を運転してひき逃げしたとして、道交法違反(酒気帯び運転、ひき逃げ)と自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の罪で起訴された「モーニング娘。」の元メンバー吉澤ひとみ被告(33)が27日午後5時半ごろ、勾留されていた東京・原宿署から保釈された。300万円の保釈金を支払ったという。

吉澤ひとみ被告(c)朝日新聞社 © Asahi Shimbun Publications Inc. 提供 吉澤ひとみ被告(c)朝日新聞社

 原宿署には規制線がはられ100人以上の報道陣が待機した。白いシャツと黒いタイトスカートを着た吉澤被告は事件前よりやつれた印象で、深々と一礼。

 「がんばってー!」とファンと思われる女性の声に応えるように、「誠に申し訳ありませんでした」とつぶやくように謝罪した。その後、一礼し黒いワンボックスカーに乗り込んで署を後にした。

 1994年に飲酒運転でバイク事故を起こしたビートたけしは謹慎後に復帰し、いまや映画監督としても世界に名を馳せる存在となった。また、昼のワイドショーでMCを務める坂上忍も95年に飲酒運転を起こしていることから、吉澤被告に対してどんな発言をするかもネット上では注目されている。

 飲酒運転が厳罰化され、世間の目も厳しくなっているという時代の変化はあるものの、事故後も第一線で活躍する芸能人と引退に追い込まれる人の境界線はどこにあるのか。芸能レポーターの石川敏男さんは、「所属する事務所の大きさと、起こした事件や不祥事の内容、世間の受け止め方という3つの点が関係する」と指摘する。

「吉澤被告の場合、飲酒運転したうえに、通行人にけがをさせ、しかもその場から逃げてしまった。そして彼女の供述と警察が調べあげたことが食い違っていたことから、10日間も勾留延長され、その間にマスコミにはああでもない、こうでもないと書かれてさらにイメージを悪化させました。罪を償った後も、世間は彼女がバラエティー番組などに出てものをしゃべることを許さないでしょう。復帰は非常に難しいと思います」

 昨年、酒気帯び運転で逮捕、略式起訴されたお笑い芸人のガリガリガリクソンは、免許を返納し芸能界に復帰している。前出の石川さんは事故を起こさなかったことに加え、「芸能人としての知名度がそこまで高くなかったから」と分析する。そういう意味では“国民的アイドルグループ”の中心的な存在だった吉澤被告とは影響力が大きく違う。

「結果論ですが、なぜ自分で運転したのか。なぜ逃げたのか。他のタレントも今回の件を肝に銘じて、襟を正すべきだと思います」(前出・石川さん)

(本誌・秦正理、AERA dot.編集部・金城珠代)

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