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<新興国eye>前週のロシアRTS指数、利益確定売りや原油安受け4週ぶり反落=BRICs市況

モーニングスター のロゴ モーニングスター 2018/10/09 11:00
© Morningstar Japan 提供

 前週(1-5日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の5日終値が前日比0.12%安の1159.33と続落し、前週比でも2.74%安となり、4週ぶりに反落した。

 週明け1日の指数は小反落して始まり、2日も値を下げ続落。前の週の相場が3週連続で上昇したことから足元で高値警戒感が高まり、利益確定売りが活発化した。また、海外市場が軟調となったこともロシア株の下落につながった。ただ、ブレント原油先物が米国内の週間石油掘削リグ本数が減少したことから1バレル=4.5ドルに上昇したこともあり、下げは限定的だった。

 3日は3日ぶりに反発した。ブレント原油先物がベネズエラとイランの原油輸出が減少するとの見通しで86ドルに急騰したことが好感され、買い優勢に。なかでも石油大手ロスネフチが4.2%高、国営天然ガス大手ガスプロムも4.2%高と急伸し、指数の上げを主導した。

 4日は急反落し、週末5日も値を下げ続落した。ロシアとサウジアラビアがイラン産原油の輸出減を相殺するため、増産することで合意したことを受けてブレント原油先物が84ドルに低下したことや、週末に発表された米9月雇用統計で失業率が48年ぶり低水準の3.7%に低下したことからFRB(米連邦準備制度理事会)の利上げ加速懸念が広がり海外市場が軟調となったことでロシア株も売られた。

 今週(8-12日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場の動向、貿易摩擦問題などの地政学リスクが焦点となる。相場に影響を与えそうな主な国内経済指標の発表は12日の8月貿易収支など。この他、原油価格に影響を与える10日の米石油協会(API)の週間石油在庫統計と11日のEIA(米エネルギー情報局)の週間石油在庫統計も注目される。RTS指数は1130-1190のレンジの動きが予想されている。

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提供:モーニングスター社

(イメージ写真提供:123RF)

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