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日本株は最長「2019年夏まで上昇する」かも 「新しい年号」になるまで株高は続く?

東洋経済オンライン のロゴ 東洋経済オンライン 2018/01/08 08:00 内田 衛
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 大発会の日経平均株価が700円高となるなど、好調なスタートを切った2018年の日本株。カリスマ投資家の内田衛氏は、今年の相場をどう予想するのか。いつものように直近2週間の取引を「株日記」で振り返りつつ、見てみよう。

2018年のNYダウはバブル化必至だ

 【12月18日 月曜日】15時、10月24日に公募価格10万4462円(PO)で10口買ったトーセイ・リート投資法人(3451)の10月期決算短信が発表された。それによると2018年4月の分配金予想は、3419円、同じく10月は3252円となっており、合計6671円。本日の終値10万7100円からすると6.22%と高配当になりそう。まだ買ったばかりなので、1年くらいは保有してみようかな。日経平均株価は、348円高の2万2901円と5日ぶりに大幅反発。

 【12月19日 火曜日】日経225先物は、60円高の2万2940円、NYダウは、140ドル高の2万4792ドル。日経平均は、33円安の2万2868円。

 【12月20日 水曜日】日経225先物は、10円高の2万2810円、NYダウは、37ドル安の2万4754ドル。直近上場の戸建て、マンション中古再生事業のカチタス(8919)は、218円高の2268円と大幅高で上場初日の12月5日に1840円(売出価格1640円)に売ってしまったのが、悔やまれる。佐川急便のSGホールディングス(9143)は、3円安の2100円。日経平均は、23円高の2万2891円。

 【12月21日 木曜日】3時05分、日経速報メールで、「米減税法案が議会を通過、法人税21%実現へ」と報道。約1兆5000億ドル減税で、30年ぶりの税制改革が実現しそうだが、NYダウが、史上最高値更新中の経済状況の中で、公約していたこととはいえ、はたしてこんなに大規模な法人税減税をする必要があるのかとても疑問だ。2018年のNYダウは、バブル化必至ではないか。日経225先物は、30円安の2万2830円、NYダウは、28ドル安の2万4726ドル。

 11時54分、日銀が金融政策決定会合で、緩和策の維持を決定(8対1の賛成多数)。黒田東彦総裁は「金融緩和は、景気がよくても続ける」と発表し、これでは2018年は、日本も株バブルが起こりそうな状況になってきたな。保有銘柄のリソー教育(4714)が、10月31日以来の900円台回復し、11円高の902円。日経平均は、25円安の2万2866円。

 【12月22日 金曜日】日経225先物は、50円高の2万2850円、NYダウは、55ドル高の2万4782ドル。2018年度予算案を閣議決定、97兆7128億円で社会保障費が拡大だそうだが、大丈夫か日本の財政? 優待保有銘柄のリソルホールディングス(5261)が、385円高の4715円と大幅高。いろいろと調べたが、大幅高した理由はわからなかった。日経平均は、36円高の2万2902円。

 【12月23日 土曜日】日経225先物は、20円高の2万2870円、NYダウは、28ドル安の2万4754ドル。1ドル113.29円。仮想通貨のビットコインが、5日間で4割超の下落(190万円から130万円割れ)となった。相変わらず乱高下の激しいビットコインだが、21日にEUで、ビットコインなどの仮想通貨の規制強化が発表されたからか? 日本では仮想通貨といえばビットコインが圧倒的人気のようだが、仮想通貨はほかにも沢山種類があるので、人気がなくなり安くなるケースも十分考えられる。

すかいらーく株を権利落ち後、1400株買ってみた

 【12月25日 月曜日】クリスマスモードで、東証1部売買高が、10億5600万株、売買代金が1兆5400億円と少ない。しかし、日経平均株価は、36円高の2万2939円と、終値で年初来高値を更新した。優待目的で保有している外食のワタミ(7522)が、32円高の1669円と年初来高値更新。

 【12月26日 火曜日】日経225先物は、10円安の2万2870円。11月の有効求人倍率は、1.56倍と43年10カ月ぶり水準。物価は3年ぶりの上昇幅だそうだ。本日は、12月末権利付最終売買日。優待目的保有のすかいらーく(3197)は、12円安の1628円と続落したが、出来高915万500株で東証1部出来高ランキング第10位と大商い。日経平均は、46円安の2万2892円。

 【12月27日 水曜日】日経225先物は、10円高の2万2860円。NYダウは、7ドル安の2万4746ドル。12月権利落ち日。すかいらーくは、32円安の1596円で寄り付いたところを、1400株買い、大引けでは、14円安の1614円で引けた。すかいらーくは、昨日の終値からすると14円安であるが、期末配当の24円を考慮すると実質10円高、さらに株主優待もある。権利落ちで、オエノンホールディングス(2533)は1円安の366円であるが、7円配当を考慮すると実質6円高、また、藤田観光(9722)も5円高の3575円であるが、40円配当を考慮すると実質45円高。日経平均は、18円高の2万2911円。

 【12月28日 木曜日】日経225先物は、10円高の2万2900円、NYダウは28ドル高の2万4774ドル。すかいらーくを1600円で300株買い。優待保有銘柄で、カタログ通販準大手のスクロール(8005)が、一時33円高の561円をつけ、年初来高値を更新した。終値は10円高の538円。日経平均は、127円安の2万2783円。

 2017年で3回目のふるさと納税終了。私の場合、12月頃にならないと、収入が確定できないので、今になってしまうのだ。2016年、そば処の山形県寒河江市に1万円の寄付をして、田舎そば200g×40束(業務用セット80人前)をお礼の品としていただいて、なくなってきたので、2017年もと思ったら、同じお礼の品の寄付額が1万5000円になっていたり、イクラが品切れ続出だったりした。ポイント制度のある自治体であれば、とりあえず寄付だけしておいて、お礼の品は後で選べるので便利だ。

 【12月29日 金曜日】日経225先物は、10円高の2万2900円、NYダウは63ドル高の2万4837ドル。大納会の日経平均株価は、19円安の2万2764円94銭で引けた。26年ぶりの高値で、6年連続で年足は陽線となった。昨年の大納会(2016年12月30日)の日経平均株価は、1万9114円37銭だったので、この1年で約19%も上昇した。私の運用成績は、23.63%増(昨年の所得税と住民税支払後)と日経平均を少し上回った程度だった。理由は、秋に下がったら買おうと待ち構えていたが、日銀のETF買いなどによって、思ったほど下がらずに買えなかったのが原因かな。

結局、上昇相場は最長で2019年夏まで続くかも

 【12月30日 土曜日】日経225先物は、30円高の2万2780円、NYダウは、118ドル安の2万4719ドル。1ドル=112.57円、1ユーロ=134.72円。

 新年1回目なので、少し長期の予想をしてみたいと思う。結論からいうと2018年もうまくいけば日経平均は上昇すると予想する。バブル化して3割ちょっと上昇すれば、日経平均3万円も決して届かない数字ではない。理由はNYダウが引き続き、最高値を更新していることに加え、大型法人税減税が決まったこと。また日本でも金融政策が引き続き超低金利、量的金融緩和(カネ余り)、日銀のETF買いで、黒田総裁は景気がよくても緩和は続ける方針。これらのことから、バブル化もありそうだ。

 それでは、いつまでこの上昇が続くのか? それは、最長で2019年の夏頃までと予想する。理由は3つある。1つ目は、オリンピックの前年に景気はピークをつけることが多い、2つ目は、消費税10%への増税が2019年10月ということ(これだけ株高だと、延期する理由がない)、3つ目は、平成バブルが崩壊したのは、1989年(平成元年)の大納会でピークをつけて、平成2年の大発会から暴落が始まっている。このときも昭和から平成と、1つの時代が終わった。平成は31年4月までであり、5月1日からは新元号となる。平成31年は2019年であり、元号が変わる(天皇陛下の退位で1つの時代が終わる)とまた、バブルが崩壊してから30年余りが経って時代は繰り返すのではないかということもあるかもしれない。ということで、2018年は無理のない程度に、上昇相場に乗っていきたい。

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