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足を組むのは危険? 骨盤や脚の歪みを解消する方法

All About のロゴ All About 2018/02/08 20:45 飯沢 芳明

椅子に座った途端、ついつい足を組んでしまう癖がある方も多いのではないでしょうか? © All About, Inc. 椅子に座った途端、ついつい足を組んでしまう癖がある方も多いのではないでしょうか?

足を組むことのデメリットから、脚の悩みや原因の解消法を紹介

椅子に座った途端、ついつい足を組んでしまう癖がある方も多いのではないでしょうか? しかし、足を組むことで生じるデメリットを知ったら、今後は足を組むことを躊躇するかもしれません。

足を組むことでどんなデメリットがあるのか、解消するためにはどのような事をしたら良いのか、を解説します。

どうして足を組みたくなるの?

行儀が悪いと分かっていながら、私たちはどうして足を組んでしまうのでしょうか? それは、を組むことでカラダを安定させているから。

カラダの各臓器をみてもわかるように、人間はもともと左右非対称の生き物です。最も重い臓器である肝臓は約1.3~1.5kgほどあり、カラダの右側に位置しています。さらに、座り方や歩き方の癖によっても、その差は大きくなります。

例えば、椅子に座った状態で両脚を上げてみましょう。テーブルの足に付いている調整具のように、坐骨(お尻の骨)が下がって左右の骨盤の高さを均等にしようとします。このようにして人間は、無意識のうちにカラダの安定をはかってしまうのです。

椅子から足を下ろして座っている場合は、左右非対称のカラダを足を組むことで解消し、安定を得ようとしているのです。これがつい足を組みたくなる原因だったのです。

骨盤の歪みがもたらす3つのデメリット

足を組むことで骨盤が歪むというのは、すでにご存知の方も多いと思います。しかし、歪んだ結果どんな症状が現れるのかを知っている方は意外と少ないのではないでしょうか? そこで、骨盤が歪むことで生じるデメリットを3つご紹介します。

■外ももが張って脚が太くなる

足を組むと、お尻の筋肉は引き伸ばされ弱くなります。お尻の筋肉には、もともとカラダの横揺れに耐えるという役割があるのですが、お尻の筋肉が弱くなると、外ももの筋肉がその横揺れの負荷を代償しようとします。その結果、外ももの筋肉が過剰に使われ、張ってきてしまうのです。

■垂れ尻の原因にになる

前述したように、足を組むことでお尻の筋肉は弱くなります。筋力が弱くなると、筋肉を使う機会も減ってしまうので、意識してお尻を鍛えない限り筋肉はどんどん衰え、ヒップラインは下がってきてしまいます。

■腰痛の原因になる

横揺れに対して不安定になると、腰の筋肉にも緊張が生じます。長く歩いた日、長時間立ちっぱなしのときに腰が痛くなる方は、お尻の筋肉が弱くなっている可能性があります。

足を組まなくても安定する、正しい座り方って?

足を組むのは良くないと理解していても、正しい座り方を知らないと対処に困ってしまいますね。続いて、「正しい座り方」を紹介しましょう。

正しい座り方とは © All About, Inc. 正しい座り方とは

■両足裏全体を床につける

足裏全体が床に触れていることで、体重が分散され、骨盤にかかるストレスを減らすことができます。椅子が高すぎて足が床から浮いてしまう場合、全体重をお尻だけで受け止めることになり、お尻が広がる原因にもなるので注意が必要です。

■左右のお尻に均等に体重が乗るようにする

足を組みたくなる原因は、カラダのアンバランスの解消でしたね。左右均等に体重を乗せれば骨盤が安定し、足を組まなくても座れるようになるのです。

■椅子に深く腰かけ、背もたれに寄り掛かる

「椅子に浅く腰掛ける」ことを良しする方もいますが、私は深く腰掛けることをおすすめしています。なぜなら浅く腰掛ける座り方は、一時的には良い姿勢に見えても、長時間同じ姿勢をとり続けると背中の筋肉が緊張し、肩こりや腰痛の原因になりやすいのです。

もともと椅子には背もたれが付いていますから、深く腰掛け背もたれに体重を預けることで、筋肉の過度な緊張を防ぐことができます。

脚のゆがみを解消する、内ももストレッチの効果的なやり方

さて、正しい座り方を身に付け、足を組む癖をやめる心がけも大切ですが、足を組むことで硬くなってしまった筋肉をストレッチすることも同じくらい大切です。

足を組むことによって硬くなる筋肉は、主に内ももの筋肉(内転筋群)です。脚の歪みを解消するための簡単内ももストレッチをご紹介します。

■内ももストレッチのやり方

動作1:四つ這いの姿勢をつくります。 © All About, Inc. 動作1:四つ這いの姿勢をつくります。

1. 四つ這いの姿勢をつくります。

■内ももストレッチのやり方

動作2:ストレッチしたい側の脚を真横に伸ばします。 © All About, Inc. 動作2:ストレッチしたい側の脚を真横に伸ばします。

2. 脚を真横に伸ばし、足裏は床に着けます。脚を出した側の内ももがストレッチされます。

▼■内ももストレッチのやり方 動作3:腰を反った姿勢を保ちお尻を後方へ引いていく。 © All About, Inc. 動作3:腰を反った姿勢を保ちお尻を後方へ引いていく。

3. 腰を曲げず、姿勢を保ったままお尻を後方へ引き、内ももにストレッチを感じながら3秒間キープしたら、2の姿勢戻ります。この動作を、10回を目安に行います。自然な呼吸を繰り返し、息を止めないように注意しましょう。

日頃の意識がカラダを変える

カラダの歪みは、ある日突然あらわれるものではありません。日頃の生活習慣が少しずつ蓄積し、気が付くと歪んでいるのです。

ですから、日頃の小さな意識の積み重ねが非常に大切になってきます。椅子の座り方や歩き方・立ち方など、日頃の意識を変え、歪みのないボディラインを実現させましょう!

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