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母がしんどい…確執に苦しむ娘の恋愛・結婚事情

All About のロゴ All About 2019/01/16 20:45 藤嶋 ひじり(恋愛ガイド)

女性にとって母親との関係は、ある意味、永遠のテーマ。親子の確執が恋愛に与える影響について考えます。 © All About, Inc. 女性にとって母親との関係は、ある意味、永遠のテーマ。親子の確執が恋愛に与える影響について考えます。

「母が喜ぶ恋人を選ばなきゃいけない」

筆者のブログで一番人気がある記事は、親子の確執に関する記事。ブログのキーワード検索の10位までが「親子の確執」「母 娘」など毒親関連のキーワードです。最近ますます、これらの記事へのアクセスが増えています。

現在シングルマザーの方にも、毒親に育てられたという方が多くいらっしゃいます。

・親の干渉から逃れるために早く結婚したかった

・親から強引に勧められて結婚した

・母が喜びそうな相手を選ばなければいけない

など、自分の好みや想いで相手を選ばずに結婚した人が多いものです。

さらに「厳しかった父と似た夫と結婚してDV被害に遭った」「早く家を出たくて結婚したのに、離婚したので両親からさらにダメ出しされる」など、その後の人生にも大きく影響します。

やっかいなのが、母と娘。なかでも「母と長女」の関係は密であり、一卵性母娘という言葉もあるほど、深く大きく影響し合うものです。それが恋愛観や結婚観に影響しないわけがないのです。

特に一見「いい母親」とされている毒母ほど、娘の対応は困難です。筆者の母も、努力家で真面目で世間に認められている良妻賢母でした。

自己開示は大切だけど母を非難するだけでは変われない

「親子の確執」に気づいた人はどうなっていくのでしょうか。母娘関係で考えてみます。

母親に自由を奪われてきたと気づく

母親への憎悪が生まれ、同時に、憎悪する自分への罪悪感を持つ

その気持ちを自己開示(話したり書いたり)し始める

母を許そうとすると同時に「謝ってもらいたい」「『悲しかった』気持ちを伝えたい」と思い始める

というところだと思います。

でも「直訴すること」は、筆者は勧めません。母に伝えても謝るどころか100倍にして返す母親もいるからです。なかには家族や親戚を巻き込んで自分の正しさを主張し、娘を追い詰める母親もいるでしょう。母親の闇が深いほど、簡単には解決できないのです。

心の距離を置こうとすると「執着」が増す母親

いったいどうすればいいのでしょう。筆者は「とにかく距離を置く」という方法をお勧めしています。話す機会を減らすなど精神的に距離を置いても、母からの執着が増すので、なるべく物理的に距離を置きます。

実家を出て、ひとり暮らしをするのです。

約50~60年生きた人に変わってもらうことなど期待できませんし、こちらが変わるほうが早いものです。筆者自身、母親をやってみて思うのは、親から「子離れ」するのは困難であるということ。

つまり、子どもが「親離れ」するのが一番なのです。

これ以上、あなたの大切な人生を、誰かの思うようにさせる必要は無いはずです。少なくとも20年以上、母親のいうことを聞いてきたのでしょうから、もう充分がんばったのではないでしょうか。

毒になる母は「娘を想い通りにしている」ことに無自覚ですので、筆者も「親子なんだからわかり合えるはず。話し合いましょう」と、よく母に言われました。でも、母のいう「話し合い」は「母のいうことに私が妥協して同意すること」であり、「説得」を意味しました。異なる思考を受け入れられる人ではなかったので「話し合い」も避けました。

距離を置きつつ、感謝を伝える。

直訴してみて母がパニックになってからは、私は、なるべくそう努力しました。母が大好きで、母が大嫌い。この2つの気持ちは両立するもののようです。

「I'm ok. You're ok」を目指して

自分を苦しめた相手を許すことは困難です。なかでも娘が母を許すことは、一番困難かもしれません。愛されたかった……つまり、娘は母を大好きなだけに、母を許せないのです。

とはいえ、憎悪を母親に向け続けるのもお勧めできません。誰かを憎むことにエネルギーを消耗するにはもったいないことですし、憎しみを持ち続けた状態では、恋愛にも仕事にもいい影響があるとは思えません。

できれば、こんなふうに考えてみてください。

・母なりに一生懸命「母親」をやろうとした結果である

・人間なので相性はあるが母なりに愛そうとしてくれた部分もある

そのうえで、母から解放されるべく、いろいろ試してみましょう。自分の人生を取り戻すのです。

「私は、私のままでOK」「母も、母のままでOK」と思えるようなところを目指してみれば、恋愛も変わってきます(そのためにも距離が必要です)。距離を置き気持ちを整理すれば、本当はどんな恋をしたかったのか、自ずと見えてくるものです。

1人で向き合いにくければ、自分が心地いいと感じるセラピストやカウンセラーを見つけて話してみてもいいでしょう。時間と根気が要りますが、解放されると、人生は本当に楽しいものになるはずですよ。

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