古いバージョンのブラウザーを使用しています。MSN を最適にご利用いただくために、サポートされているバージョンをご使用ください。

【波乱相場】リスクコントロールの2つのポイント 「下落以上のリターンを得られる」暴落時の対処法

マネーの達人 のロゴ マネーの達人 2020/03/24 19:00 白鳥 翔一

今回は、株式投資などにおけるリスクコントロールおよび暴落時の対処法について解説していきたいと思います。

リスクコントロールのポイント

RISKのブロック © マネーの達人 提供 RISKのブロック

リスクコントロールのポイントには、「分散投資を意識する」、「現金比率を決めておく」という2点があげられます。

1. 分散投資を意識する

株式投資における分散とは、

「時間分散」

「銘柄分散」

のことです。

どちらか片方のみを意識するのではなく、この2つを組み合わせることが重要

です。

投資する際には、一気に1銘柄を仕込むのではなく、そこから下落することも考慮して「時間分散」で銘柄を仕込むようにしましょう。

また、むやみやたらに銘柄を増やすと得られるリターンも限られてしまうため、何銘柄に分けるかは慎重に検討する必要があります。

「銘柄分散」の例

例えば、

・ 5,000万円の資本金に対してキャッシュを1,000万円残す

・ 4,000万円を4銘柄に分散投資した

この場合、1銘柄が1割上昇して100万円の利益が出たとすると、全体資産に対しての利益は2.0%です。

逆に、1割下落した場合でも、2.0%の損失に抑えられます

2. 現金比率を決めておく

資本金すべてを投資に回してしまうと、好材料が出たときや保有銘柄が下落した時に資金を導入できなくなってしまう恐れがあります。

そこで重要となるのが、

現金比率を全体の何%にするか、ルールとして事前に決めておくこと

です。

投資家ごとにその比率は異なりますが、前述の場合にはキャッシュ比率を全体の20%相当に設定しており、1銘柄に投資する金額と等価にしています。

すべての資本を投じることはリスクに直結しますので、現金は必ず残しておくようにしましょう。

暴落時の対処法

株式投資 © マネーの達人 提供 株式投資

仕込んだ銘柄が悪材料をきっかけに暴落するケースは常に起こり得る可能性の1つです。

そういった場合には、

テクニカル分析を駆使し買い下がっていくことを検討した方がよい

でしょう

しかし、買い増ししたからと言ってすぐに元の株価に戻る可能性は決して高くないため、ある程度高値近辺まで戻したら損切を検討する必要があります。

ここでポイントとなるのが、うまく高値で損切できたら「同一銘柄」を下落したタイミングで再度買い戻すということです。

投資で失敗するパターンの多くは、A銘柄 → B銘柄 → C銘柄と投資銘柄を次々と変えていき、最終的に損失につながるケースです。

そのため、

A銘柄で損をしたからB銘柄で勝負するのではなく、「同一銘柄」の株価を追いかけながら「損した銘柄」で損を取り戻すようにする

のです。

実際に、米中貿易戦争で大きく下落した半導体銘柄でこの手法を行っていれば、下落以上のリターンを得ることができたのです。

適切なリスクコントロールを心掛ける

株式投資におけるリスク管理は時間とある程度の知識が必要であるため、言うのは簡単ですが実際に実行するのは難しいと言えます。

しかし、将来的な資産を形成する際には、その手間暇が大きな差となって表れるのです。

「短期間で大きなリターンを得たい」と誰もが考えますが、それは「ハイリスクハイリターン」でもあります。

年間でいくらのリターンを期待したいのかを投資初期段階で必ず定め、それに則したリスクコントロールを行う。(執筆者:白鳥 翔一)

マネーの達人の関連記事

image beaconimage beaconimage beacon