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氷雪砕く「割るぞうくん」大忙し 盛岡の企業、全国から注文

岩手日報 のロゴ 岩手日報 2019/01/15 16:00 岩手日報社
硬くなった雪を簡単にはがせる「割るぞうくん」を使う吉田玉吉社長。全国各地から注文が相次ぐ © IWATE NIPPO 硬くなった雪を簡単にはがせる「割るぞうくん」を使う吉田玉吉社長。全国各地から注文が相次ぐ

 盛岡市浅岸の刃物研磨業、吉田研磨工業(吉田玉吉社長)が製造・販売する氷砕金棒「割るぞうくん」の注文が全国から相次いでいる。先端に分厚い刃を付けた重さ4キロの金の棒で、凍結した厚い雪氷を少ない力で簡単に割ることができる。近年は西日本など雪が少ない地域でも大雪となる異常気象があり、高齢者施設や山間部の学校などからも需要が急増している。

 割るぞうくんは約18年前、吉田社長(80)が開発。冬場の凍結路面での転倒をきっかけに寝たきりになる高齢者の存在を知り、工作機械から家庭用まで手掛ける産業用研磨専門業として「何かできることがないか」と取り組んだ。改良を重ね、2016年に同社が商標登録した。

 商品は、製紙会社が原料となる木材を粉砕する際の粉砕刃(幅11センチ)を加工した。同社の研磨技術で角度を45度にした刃先がポイント。地面に滑らせるだけで、高齢者や女性ら力の弱い人でも硬くなった雪氷を路面から簡単にはがせる。

 商品は、グリップ付き6500円(税別・送料別)、グリップなしは6千円(同)。問い合わせは同社(019・622・0241)へ。

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