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利回り「5%以上」を狙える高配当株4選 正しい銘柄の選び方とリスク管理法も解説

マネーの達人 のロゴ マネーの達人 2019/11/23 19:00 柳本 幸大

低金利下の日本では配当金狙いの運用が有利に

長らく低金利が続く日本では、金融商品を運用して利益をあげることがますます難しくなっています。

金利によって直接的な影響を受けるのは、私たちが預けている銀行預金の利息です。

大手銀行の普通預金の金利は0.01%、定期預金は0.1%という水準なので、お金を預けていてもほとんど利息は付きません。

また、国債の10年もの利回りはマイナス0.079%(2019年11月17日時点)と、過去最低の水準まで下がっています。

このように長期金利がマイナス圏まで下落するなかで、株式の配当利回りは徐々に上昇し続けています

日本の長期金利(10年もの新発国債利回り)と東証一部予想配当利回りの推移

東証一部予想配当利回りの推移 © IID, INC. 提供 東証一部予想配当利回りの推移

≪画像元:楽天証券経済研究所[https://www.rakuten-sec.co.jp/web/learn/seminar/pdf/caravan_20190518_01.pdf](pdf)≫

つまり、現在の日本では、銀行預金や長期国債は割高になりやすく、反対に、配当利回りからみた日本株が割安になりやすいということです。

利回り5%以上の高配当株4選

利回り「5%以上」を狙える 高配当株4選 © IID, INC. 提供 利回り「5%以上」を狙える 高配当株4選

最近では、高配当を売りにする株の銘柄も増えてきました。

それだけ配当性向(利益から配当金を出す割合)を高めに設定する企業が増えたにもかかわらず、株価が思うように上がっていないということです。

配当の上昇が株価の上昇ペースを上回ると、その銘柄の配当利回りは高くなります。

ただし、高配当だからといって、その銘柄が確実にお得だというわけではありません。

業績が悪化すれば株価が下がってしまうこともあるため、できるだけリスクの低い高配当株を選ぶべきでしょう。

リスクの低い高配当株のポイント

・ 売上規模や時価総額が高い

・ 借金が少ない=自己資本比率が高い(できれば40%以上)

・ 減配リスクが低い=配当利回りが高すぎない(4~6%ほどが理想)

このようなポイントを押さえて、配当利回り5%を超える銘柄をピックアップしてみました。(ファクター値計算日付:2019/11/15)

配当利回り5%を超える銘柄 © IID, INC. 提供 配当利回り5%を超える銘柄

≪「株マップ.com」の簡易スクリーニングから筆者が作成≫

インカムゲイン狙いの株式投資で注意したい3つのポイント

株式投資で配当利回りの収益をメインにするときは、インカムゲインということになります。

投資には、キャピタルゲインとインカムゲインの2種類があり、前者は資産価値の上昇によって生まれる売買益、後者は資産を保有することで安定して得られる利益のことです。

インカムゲイン狙いの投資では、次の3点に注意して運用する必要があります。

・ 配当利回りだけで銘柄を選ばない

・ キャピタルゲイン狙いの銘柄に分散投資することが基本

・ 長期運用でも株価を注視しておくこと

低金利下の日本において、高配当をうたう投資先は魅力的です。

しかし、配当利回りの高さだけを基準に銘柄を選んでしまうと、株価が暴落したときなどに大きな痛手を負ってしまいます。

そのような事態にならないよう、キャピタルゲイン狙いの銘柄も運用し、リスクを分散することが大切です。

また、配当利回りは株式を保有しているだけで利益を得られるため、どうしても長期運用になりがちですが、定期的に株価を確認してキャピタルゲインによるロス(値下がりによる損失)を抑えるようにしましょう

利回り4%以上の銘柄が増えています

配当利回りが4~6%ほどの高配当株が増えています。

スクリーニングツールで利回り4%以上の銘柄を検索すると約280以上もの企業が見つかります。

今回お伝えした「売上規模や時価総額が高い」、「借金が少ない」、「減配リスクが低い」という3つのポイントを意識して、なるべく安全な銘柄に投資してみてください。(執筆者:柳本 幸大)

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