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1000万円貯まるのは意外と無頓着な人

All About のロゴ All About 2018/03/18 21:40 北川 邦弘
大金を作れる人というのは、機に敏く、アクションの速い人と思われるかもしれませんが、実は目前の現実にすぐに反応しない人が多いのです。ひと言で言ってしまえば「無頓着」。無頓着であるがゆえに、取らなくて済む感情的な行動、そして無理なくできる勇気ある行動とは? © オールアバウト 提供 大金を作れる人というのは、機に敏く、アクションの速い人と思われるかもしれませんが、実は目前の現実にすぐに反応しない人が多いのです。ひと言で言ってしまえば「無頓着」。無頓着であるがゆえに、取らなくて済む感情的な行動、そして無理なくできる勇気ある行動とは?

投資では無頓着な人ほどお金を増やせるという傾向

今まで3000人のお金相談を受け、300人のお客様の投資状況をウォッチして いる立場から、見えてくる個人投資家のパターンがあります。それは実に意外なのですが、無頓着な人ほどお金を増やせるという傾向です。たとえば、次のような行動パターンです。

株価チャートなんてほとんど見ない人

私のお客様たちの中で、株価チャートをしきりに見る人とほとんど見ない人がいます。どちらがパフォーマンスが良いかというと、見ない人が圧倒的に勝ちます。しきりに見る人は情報が豊富ですから、いろいろな反応がでます。もちろん、良い反応もあります。だから、情報をしっかり取って的確な選択をできる人もわずかにいます。しかし、大半のひんぱんチェッカーはマーケットの一時的な刺激に感情的に反応して、感情的に行動します。それがどんな行動か、この続きを読んでください。

利益確定したいなんて思わない人

投資がうまくいくお客様は、資産が増えても慌てることはありません(喜ぶだけです)。しかし、負の感情が優位な人は、増えたものをすぐに刈り取ろうとします。すぐに刈り取らないと無くなってしまうという喪失の不安を抱えているのですね。そんな個人投資家が取る感情的な行為が、利益確定の売りです。利益確定の売りで投資家が失うものは、税金として徴収される小金と、それ以上増えるかもしれないという収益の機会です。利益確定売りには勇断でも、損失を垂れ流している落第生の銘柄を損切りできずに温存しておくのも、そのような感情的な人です。

目の前の現実に敏感に反応しない人

株価チャートをほとんど見ないというのは意識的な不作為であり、利益確定したいと思わないというのはポリシーが貫徹している証拠です。それらをひと言でまとめてしまうと、「目前の現実に敏感に反応しない」ということです。乱暴かもしれませんが、それが「無頓着」です。「無頓着」というと失敬かもしれません。実は自分の投資信念を貫いているのです。

怖くなったら投資する人

反応しない、見ない、売らないというと、どれも行動しないという消極的な意味になり、不作為が不作為ゆえに良いことのように取られると、またそれも誤解の素です。いつも動かないワケではなくて、ユニークに動くこともあります。積極的な方向では、無頓着であるがゆえに感情に反する行動を平気で起こすことができます。

無頓着さから、したたかな投資行動ができる人

たとえば、株安で怖くなったら投資する、人気のないマーケットを買っていく、人が見捨てた銘柄を拾っていくという投資行動です。これらも無頓着であるがゆえにできる逆貼りの行動パターンです。リーマン・ショックから2009年3月までの大底までの間にも、投資を続けられた人は、良い意味で「筋金入りの無頓着」です。東日本大震災の直後に日本株を買うことができた人も、感情や情緒に縁を切ることができる合理的な投資家です。

今では下落してしまった、新興国の株式ファンドをそれでも買っていけるのは、不安をチャンスに切り替えることができる人です。1000万円作れるか、作れないか?それは、あなたがお金に無頓着でいれるかが試されていると思ってください。

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