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イタリアの死者7503人 新型コロナ、昨秋似た症状?

朝日新聞デジタル のロゴ 朝日新聞デジタル 2020/03/26 09:33 朝日新聞社
イタリア政府による移動制限前から、ミラノの大聖堂(ドゥオーモ)前の広場は人出が大きく減っていた=2月27日、ミラノ、河原田慎一撮影 © 朝日新聞社 イタリア政府による移動制限前から、ミラノの大聖堂(ドゥオーモ)前の広場は人出が大きく減っていた=2月27日、ミラノ、河原田慎一撮影

 新型コロナウイルスの欧州での感染の中心となっているイタリアで、政府は25日、死者数が前日より683人増え、7503人になったと発表した。感染者も7万4386人に達し、約8万1千人が陽性と確認された中国に迫っている。

 伊ANSA通信は同日、感染者数が最も多い北部ロンバルディア州で、「1月初めからウイルスの感染が始まっていた」とする研究論文が出たと報じた。同州の保健総局やミラノ大学などの研究チームが発表したもので、英科学誌ネイチャーは25日、「非常に印象的だ」とする感染症専門家の言葉とともに紹介した。

 研究は、陽性が確認された約5800例をさかのぼって調査したもので、2月20日に同州内の町で、イタリア国内最初の患者が確認された時には、ウイルスはすでに同州南部の広い範囲に拡散していたという。またこの時期には、1人が平均3人を感染させる強い感染力があり、約3日ごとに感染者数が2倍に増えていたと指摘している。

 疫学の専門家の間では、新型コロナウイルスによる肺炎に似た症状がイタリアで昨年秋から確認されており、欧州での感染がもっと早く始まっていたとの見方がある。陽性患者の追跡調査に基づく今回の研究は、こうした指摘を裏付けるものと言えそうだ。(ローマ=河原田慎一)

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