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消毒用アルコール不足で巷を「次亜塩素酸」が席巻しているのを化学者が問題視するワケ

HARBOR BUSINESS Online のロゴ HARBOR BUSINESS Online 2020/06/14 08:33 ハーバー・ビジネス・オンライン
Jeyaratnam Caniceus via Pixabay © HARBOR BUSINESS Online 提供 Jeyaratnam Caniceus via Pixabay

世間の「消毒スペース」を見て緊急寄稿を思い立った

 SARS-CoV-2(新型コロナウィルス)による致死的なな伝染性全身感染症、COVID-19の第一次パンデミック*も、本邦では東アジア、東南アジア、大洋州全域を覆った「謎々効果(理由が科学的・医学的に立証されていないが感染者数や重症化率、死亡率などが日本を含めた東アジア、東南アジア、大洋州において著しい低いことを筆者はこう呼称している)」により欧米の1/100の犠牲という驚くべき軽度で済みました。現在本邦は、再び社会活動を開始しつつあります。

〈*一般には、昨年12月からのSARS-CoV-2パンデミックを第一波、今年冬に北半球に襲来すると考えられるより深刻なパンデミックを第二波と呼称するとされてきたが、現実には、第一波パンデミックのなかでのspike(棘、ヒゲ)やsurge(うねり)を第二波、第三波と呼称する様になっている。正式な呼称が確定するまで筆者は現在のパンデミックを第一次パンデミック第一波、第二波等と呼称し、冬に襲来するパンデミックを第二次パンデミックと呼称している。(真珠湾空襲からヒントを得ている。)〉

 こういった中、とくに不特定多数の集団を形成する学校などで懐かしの消毒*が復活するなど、消毒にまつわる話題がたいへんに増えています。感染症防御において、消毒は、個人防護具(PPE)の活用と等しくたいへんに重要で、市民が身を守ることに直結し、それが医療への負荷を大きく下げる結果となります。市民のPPE使用=不織布マスクの着用を嘲笑し、市民はマスクをするなと暴言を吐き続けた権威主義的暗愚医者などは、自分自身の火あぶり用の薪を積み上げていたようなものです。

〈*50年ほど昔、筆者が3年間通園していた延岡カトリック幼稚園(2020/03/31閉園)では、トイレに消毒用手洗い洗面器があり、石炭酸(フェノール)で手を消毒する習慣があった。なお、この洗面器に消毒薬を入れておき手洗いをする方法は、最悪の耐性菌培養槽となり、多剤耐性緑膿菌などによる極めて深刻な院内感染の元凶となったため、前世紀末に全廃されている。消毒薬の手洗い洗面器などでの運用=消毒薬の使い回しは、絶対にしてはいけないことで、使う都度、新鮮な消毒薬を使わねばならない〉

 さて、学習権の保障としての学校再開や、個人と集団の感染症防護としてのマスク着用、消毒の励行、社会的距離戦略の徹底は素晴らしことです。ところがここに知識と考え方のおかしな権威主義者や「善意の人」が潜り込み、横車を入れてくるのが本邦の常で社会の闇です。

 これは放置するとけが人や病人、死人を出しかねませんので本稿を緊急で執筆する次第です。

6月に入り一挙に市中に広がった次亜塩素酸

 5月25年に安倍晋三首相が緊急事態宣言の全面解除を宣言し*、本邦では7週間ぶりに社会活動の全面的な再開となりました。実際には6月に入ると同時に学校なども動き始めました。この社会活動抑制期間の7週間は、諸外国の実例と比較すると期間としては長くもなく短くもなくといえます。世界では、どの国も社会活動の抑制による弊害に苦しみ、できるだけ期間を短縮しながら軟着陸を模索していますが、一方で合衆国南部から西部にかけてのように拙速な活動再開によってパンデミックが再燃している事例もあります。

〈*急事態宣言を全面解除、東京など5都道県で7週間ぶり-政府2020/05/25 Bloomberg〉

 社会活動の再開は、不特定多数の人間による集団の形成と接触の再開でもあり、そこに未発見の感染者が存在すると感染拡大が生じます。現在、第二波とよばれているspikeやsurgeは、まさにこのためによるもので、世界各国を悩ませています。とくに本邦では、前回執筆したように極端なPCR検査の抑制によって感染者分布の実態が把握できていないと考えられますので、感染拡大の発生については個々人の身を守る努力に依存することとなります。従って、個人防護具としての不織布マスクと消毒薬の必要性が極めて高いものとなります。

 幸い、不織布マスクは五月末になると大きく値崩れを起こし、今ではコンビニでも妥当な価格で大量に販売されています。なお不織布マスク全般、とくにN95マスクは、期限(数年から5年程度)を超過すると繊維構造内部の静電場が失活して見てくれはマスクでも実際には濾過能力が無くなってスッカスカの「殺人マスク」になることが多々ありますので、製造後の経過期間の分からない転売屋などのマスクはいくら投げ売りでも危険です。不織布マスクは、できるだけ新鮮なものを使いましょう。

 一方で、消毒用アルコールは、その需給の正常化が不織布マスクと比較して1カ月以上遅延しており*、筆者の周辺では五月末に店頭に並び始め量はある程度回復しているものの、いまだに価格、品質、種類という面で不安定な状態が続いています。

〈*6月に入り一斗缶入りの工業用アルコールなどの小売りが復活しており、筆者お勧めの消毒用エタノールIPAも薬局店頭に戻ってきたという報告がある。消毒用アルコールの流通回復は近いと考えて良いだろう〉

 そういった中、郵便局などの待合や、大規模小売店舗入り口の手指消毒薬として黄色い液体の入ったスプレーが登場し、更に商棚にもアルコールと並んで黄色い液体の入った瓶が並ぶ様になりました。価格は500ミリリットルで1200円から2000円程度とかなり高いのですが、アルコール手指消毒薬も同様にまだ高価です。

 この黄色い液体(正確には黄色っぽい透明の液体でキッチンハイターに酷似)の入った瓶の中身は、次亜塩素酸水溶液です。色を見る限り100ppm以上の有効塩素濃度に見えますが、スーパーの店頭で成分表示を見入ると「HClO」とか、「安定化次亜塩素酸 安定剤」などと書いてあります。また有効塩素濃度は、100ppm以上という表記のものが多いです。

 お値段は前述のようになんと500ミリリットルで1200円から2000円程度で、なかには100ミリリットルで2000円近い代物もあります。そんなにお金を使えたら一升瓶のお酒を買えますので筆者はすごすごと立ち去ることになりました。500円くらいでしたらサンプルとして全種類購入していました。

 以前執筆しましたように(1,2) 消毒用アルコールの不足は、省庁間の制度・利害調整の失敗によるものです。とくに経産省所轄の一般アルコールは、1リットル当たり千円という重い酒税相当の加算額=課税が免除され、国内に数十万キロリットル流通していますので潤沢にあります。本来、コロナ対策に必要な家庭用消毒薬は、消毒用アルコールと水回り・吐瀉物用の次亜塩素酸ナトリウム(キッチンハイターなど)の二つでことが足り、双方共に安価かつ国内に潤沢に存在しています。従って、行政、この場合は経産省が流通へきちんと一般アルコールを解放すれば、医療関係者から我々一般市民までの共通した対コロナ基本装備である消毒薬に困ることはないのです。

 次亜塩素酸は、たいへんに面白い物質ですが、一般向け消毒薬でなく、あくまで工業用の消毒薬と好事家向けの雑貨に過ぎません。そのようなものが一般向け市場で実際には消毒用途として売られ、手指消毒に不特定多数の人間に供せられているのは憂慮すべきことです。

一体何が問題なのか

 次亜塩素酸は、次亜塩素酸ナトリウム(キッチンハイターの主成分)を塩酸やクエン酸などの酸で中和して製造するか、隔膜型電解槽によって食塩水を電気分解することによって製造されます。どちらの製法もたいへんに低コストで、とくに次亜塩素酸ナトリウムの中和は、極めて安価です。次亜塩素酸類の性質や法的定義とくに「次亜塩素酸水」呼称問題については過去3回の記事に詳細に記述しましたのでそちらをお読みください(参照過去記事1,2,3)。本稿は、これら3回の記事と消毒薬、とくに塩素酸類を使う上での注意点と「べからず」について記述した二回の記事(1,2)について併読するとより楽しく深く理解できます。

 ここで代表的な手指消毒薬としての問題点を論じます。

 手指消毒薬は、最も安価で効果的な手洗いが難しい場合に使われます。あくまで基本は石鹸(普通の石鹸で効果はバツグン)での手洗いですが、2002年にCDC(合衆国疾病予防管理センター)がガイドラインを大幅に転換したようにアルコールによる迅速な手指消毒も強く推奨されています*。

〈*Guideline for Hand Hygiene in Health-Care Settings October 25, 2002, Vol. 51, No. RR-16 CDC/医療現場における手指衛生のためのガイドライン(訳文):2020年4月3日のCDCによるマスク着用に関するガイドライン変更と並んで歴史的な転換と高く評価されている〉

 手指消毒に求められるのは、再現性の高い十分な消毒能力=「確実性」、薬傷を起こさない=「安全性」、「迅速性」の三つです。消毒用アルコールは、これらの三つ全てを満たします。但し、アルコールによる脱脂効果で手荒れを起こすことはいまだに医療関係者の悩みです。

 最近店頭に多く並び、店舗や公共の場に置かれることに増えている「次亜塩素酸」には、次の問題があります。

1)確実性:確実に殺菌できる保証がないし合意も無い

 次亜塩素酸そのものは50ppm程度の低濃度でも強く広汎な殺菌力を示すが、製造後の自然分解による減衰が大きく、消毒現場で安定して効果を示すかについて合意が無い。

 製品の多くは、白色瓶か、乳白色透明瓶入りでいずれも光分解を抑止できない。本来は遮光瓶入りでなればならない。

 ほぼ全ての事例で薬液の製造日からの経過時間が分からない。常温、未遮光条件では次亜塩素酸は急速に分解する。

2)安全性:人体に使用した場合の安全性の合意が無い

 流通している次亜塩素酸や、公共の場、店頭などで不特定多数に供せられている次亜塩素酸には、人体に使った場合の安全性と安全な使い方に合意がない。

 中には、明らかに有効塩素濃度数百ppmとみられる淡黄色で塩素臭のする液体が入った「次亜塩素酸」入りスプレイボトルが設置されている事例を筆者は目撃している。本来、有効塩素濃度50ppm程度の「次亜塩素酸水」は、無色透明で外見と粘度は水とほぼ変わらず、僅かに塩素臭がする程度である。

3)迅速性:アルコールと異なり自然に揮発しないために迅速性には大きく劣る

 消毒用アルコールにしても次亜塩素酸にしても数十秒程度で消毒の効果を発揮するが、次亜塩素酸は揮発しないために後処理を要する。また、次亜塩素酸類が表皮に付着したまま放置することは好ましくない。従って、拭い取る処置が余計にかかる上に交差汚染の可能性が生じる。

 生体に有害な次亜塩素酸ナトリウムに比べればマシという程度の安全性ですが、安価にもかかわらず消毒薬としての効果はバツグンではないかとして長年着目されてきたのが「次亜塩素酸水」です。これは、塩水や水道水を隔膜式電気分解することによって得られる有効塩素濃度10〜80ppmの次亜塩素酸水溶液を示すものと厚労省の告示によって定義されています*。

〈*食品衛生法施行規則(昭和23年厚生省令第23号)および食品、添加物等の規格基準(昭和34年厚生省告示第370号)による。詳しくは過去記事参照〉

 しかし次亜塩素酸は常温で分解しますし、光(とくに紫外線)があれば分解速度が加速されます。これは次亜塩素酸ナトリウムであるキッチンハイターもおなじなのですが、おなじみの緑の遮光瓶に充填され、光化学反応を抑え、更に6%程度の有効塩素濃度と高い濃度で出荷されており*かつ、製造後3年間の減衰率も公表されています。したがって、製造日が分かれば常識的な保管状態であれば製造後3年以内にいつ、誰が使っても常に安定して効果を発揮します。この安定性=確実性がなければ消毒薬としては使えません。

〈*キッチンハイターなど次亜塩素酸ナトリウム製品は、pH13程度と強アルカリのために完全に電離した次亜塩素酸イオンとして存在しており、化学的に安定性が高い〉

 効果はバツグンな消毒薬として使ったら、実は分解して「効果は無いみたいだ」では誰が責任をとるのでしょうか。消毒薬は、確実に効果を持つことが確証されていなければ、消毒したのに水になっていてウィルスに感染して死んじゃったなどということが起これば本末転倒です。効かない消毒薬は殺人薬剤になります。

 次亜塩素酸の多くはpH4〜6程度の弱酸性で、ほぼ電離せず次亜塩素酸分子の状態で存在するが故に強い殺菌効果を持つとされます。これが次亜塩素酸の大きな優位点で、有効塩素濃度が高々50ppmの次亜塩素酸水が500ppmのハイター希釈液相当の効果、カビに対してはより強力に効くとされています。ところが、化学的に不安定なために時間がたてばただの極めて薄い希塩酸になってしまい、光と熱でその分解は加速されます。これが次亜塩素酸の本質的な弱点で、「次亜塩素酸水」としての製品流通には無理があります。

医学的・科学的な合意を得られていない「安全性」

 同様に安全性にも合意が得られていません。「次亜塩素酸水」は食品添加物として認められているから安全だと謳う広告を見かけますが、「次亜塩素酸水」は、次亜塩素酸ナトリウムと同様に食品を製品として出荷する時点で除去されていることが求められています。消費者の手元で人と接触することは認められていません。

 次亜塩素酸類の身近な使用例は、水道水と遊泳用のプールです。水道水はpH6~7前後が基本で、蛇口での次亜塩素酸濃度は1ppm未満です。伝染病蔓延時の緊急対応でも2ppm迄しか認められていません。WHOのガイドラインが5ppm以下です。遊泳用のプールでも次亜塩素酸による有効塩素濃度は1ppm以下とされており、多くのプールは、pH6前後、有効塩素濃度1ppm未満に管理されています。多くの場合、消毒薬として次亜塩素酸カルシウム(さらし粉)が使われます*が、pH調整によって弱酸性に維持されていますので、水中に存在するものは殆どが次亜塩素酸分子です。プールの有効塩素濃度の調整に失敗して、1ppmを超えると目の痛みに始まり粘膜に異常が起こり、人によっては皮膚の異常などが起こります。

〈*プールでは、多くがより使いやすいイソシアヌル酸塩へ移行しつつある〉

 プールに入る前の足腰洗浄槽は、有効塩素濃度は50〜100ppmで、液性は弱アルカリ性と思われます。この運用実績を持って有効塩素濃度30ppm程度の塩素殺菌は、人畜無害だという主張がありますが、粘膜障害や皮膚障害などの統計を取り分析のうえで公表しない限り、科学的に全く無根拠の私説に過ぎません。むしろ現場での運用では、目などの粘膜への障害、皮膚の炎症などへの対応が存在していたと学校関係者からは聞いています。

 個人の狭い経験と思い込みによる非科学的な主張はどの分野でも多くみられるのですが、こと生命の安全と健康に直結する一般向けの消毒においては、極めて有害で危険なものです。

 「私は大丈夫だ」、「私の所では効果がある」というのは、趣味の次元の話であって、一般向け、医療の向けの消毒においては路傍の乾いた犬の糞なみに無価値で危険(犬蛔虫卵は人間に極めて危険)な主張です。

 安全性の合意を得るにはたいへんな費用と時間を要しますが、今迄四半世紀、食品添加物としての承認後からだけでも20年間近く、何をやってきたのでしょうか。筆者はそちらが不思議でなりません。

 迅速性は、あくまで後処理の問題であり、安全確実かつ交差汚染無しに拭き取るためにはペーパータオルと安全な処理箱が必須となります。これも次亜塩素酸がアルコール消毒薬を単純に置換できるものではないことを意味しています。

本質的には企業倫理、工業倫理が核心

 Chemist (化学者)としての視点でみると次亜塩素酸は、たいへんに面白い物質で、実験室内ではたいへんに優秀な性能を示します。しかも安価で生産性も良い物質です。

 一方で、消費者は思いもしない行動をとりますし、使い方をします。合衆国では、コロナ禍によって家庭用消毒薬(ライソルなど日本のハイターに相当)でうがいをする人、食べ物に混ぜる人、肌に塗る人が大勢現れていてメーカーと地方政府を大いに悩ませているとCNNでは報じられています。この原因にトランプ大統領の消毒薬発言があると批判されていますが、これで人が死傷すればメーカーの製造物責任問題になります。

 一般向け、医療向けの製品、とくに消毒製品は、人の命がかかっていますので科学的かつ医学的に公的に合意された効能と、標準的な使用方法が確立されねばなりません。これが無ければ、いくら●◎分析センターで効果が確かめられましたと主張したところでそれは紙くずです。消費者の手元で安全且つ確実に効果を発揮する条件が明確かつ公的に合意され公開されねばそれは消毒薬では無く、最悪では殺人製品になりかねません。

 業界団体とメーカーが力を合わせて科学的かつ医学的に公的に合意された効能と、標準的な使用方法を獲得し、遵守するのが最低限の企業倫理であって、出発点です。そしてその窓口であり担当が厚生労働省です。経済産業省にはその資格はありません。

 次亜塩素酸はニセ科学批判の対象としては頻出ですが筆者は、企業倫理、工業倫理問題のど真ん中で、ニセ科学問題は枝葉であると評しています。幹をどうにかせねば、枝葉は無限に生えてくると言う典型的ないたちごっこを起こしているのが現実でしょう。結果、顧問弁護士の居る企業に逆襲されてしまうのは火を見るよりも明らかなことです。

 次回は、経産省の委託を受けた独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)による中間報告を用いて具体的に論じます。

◆コロラド博士の「私はこの分野は専門外なのですが」新型コロナ感染症シリーズ12

<文/牧田寛>

【牧田寛】

Twitter ID:@BB45_Colorado

まきた ひろし●著述家・工学博士。徳島大学助手を経て高知工科大学助教、元コロラド大学コロラドスプリングス校客員教授。勤務先大学との関係が著しく悪化し心身を痛めた後解雇。1年半の沈黙の後著述家として再起。本来の専門は、分子反応論、錯体化学、鉱物化学、ワイドギャップ半導体だが、原子力及び核、軍事については、独自に調査・取材を進めてきた。原発問題についてのメルマガ「コロラド博士メルマガ(定期便)」好評配信中

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