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日本株大幅反発、緊急事態解除へ、活動再開期待-2カ月半ぶり高値

Bloomberg のロゴ Bloomberg 2020/05/25 15:38 長谷川敏郎、伊藤小巻

(ブルームバーグ): 25日の東京株式相場は大幅に反発。日経平均は3月6日以来ほぼ2カ月半ぶりの水準を回復した。政府が緊急事態宣言を全面解除することによる経済活動の再開の期待から、電機など輸出関連や素材、医薬、サービス、不動産など、東証33業種のうちパルプ・紙を除く全業種が買われた。

TOPIXは前営業日比24.40(1.7%)高の1502.20-終値日経平均株価は353円49銭(1.7%)高の2万0741円65銭

〈きょうのポイント〉

緊急事態の解除宣言へ、東京など5都道県についても諮問-政府麻生財務相と日銀総裁が政策総動員で一致-コロナ連携で共同談話2次補正予算、民間融資など軸に事業規模100兆円超-日経香港でデモ、「国家安全法」導入の動きに抗議-180人以上を逮捕25日の米国株市場はメモリアルデー(戦没者追悼記念日)の祝日で休場、先週末22日は高安まちまち

  東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジストは「首都圏は日本のGDPの半分以上を占めており、経済活動が再開すれば6月以降の景気・業績が前月比で良くなるのは見えてくる」と評価。香港ハンセン指数を巡る米中懸念が高まる中でも先週末の米国株が底堅さを示したことについて、「米国では大統領選を控えたトランプ氏が米中問題で踏み込んだ対応をしないだろうと予想している」とみていた。

  この日の日本株は、緊急事態宣言の全面解除への期待から買い先行で始まり、午後にじりじりと上昇。終了間際にさらに上げ幅を拡大し、日経平均は21日に付けた戻り高値2万0734円を上回るなど両指数とも高値引けとなった。TOPIXは3月5日以来の高値水準を付けた。

  しんきんアセットマネジメントの藤原直樹運用部長は、「国内の新型コロナ感染者数が徐々に減っており、経済活動の再開への期待が好感されている」と話した。新型コロナウイルスからの回復過程で、「香港問題や米中懸念が一時的には心理的に影響して下押し要因となり市場のボラティリティー(変動性)を高めるが経済的には大きな影響はない」とみていた。

東証33業種では空運、不動産、陸運、サービス、海運、非鉄金属が上昇率上位パルプ・紙が下落 TOPIXの推移 © Bloomberg TOPIXの推移

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©2020 Bloomberg L.P.

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