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「ZOZO」100万円で便乗詐欺?前沢氏も注意呼びかけ

毎日新聞 のロゴ 毎日新聞 2019/01/08 14:46 毎日新聞
ZOZOの前沢友作社長が5日に投稿した「100万円を100人にプレゼントする」という企画のツイート=前沢友作氏のツイッターアカウントから © 毎日新聞 ZOZOの前沢友作社長が5日に投稿した「100万円を100人にプレゼントする」という企画のツイート=前沢友作氏のツイッターアカウントから

 インターネット衣料品通販大手ZOZO(ゾゾ)の前沢友作社長がツイッター上で100人に100万円ずつ総額1億円をプレゼントする企画を展開し、これに便乗した詐欺と思われるメッセージの報告が相次いでいる。<100万円の払い込み手続きをするために下記の口座に2万円の手数料の振り込みをお願い申し上げます>や<ご自宅に直接届けるので住所を教えてください>など文面はさまざまで、前沢氏本人も8日、注意を呼びかけた。反響に便乗した類似の現金プレゼント企画も増加しているが、真偽は不明で、注意が必要だ。【大村健一/統合デジタル取材センター】

3日間でフォロワー550万人増

 前沢氏は5日深夜、ツイッターに以下のように投稿した。

 <ZOZOTOWN新春セールが史上最速で取扱高100億円を先ほど突破!!日頃の感謝を込め、僕個人から100名様に100万円【総額1億円のお年玉】を現金でプレゼントします。応募方法は、僕をフォローいただいた上、このツイートをRT(リツイート)するだけ。受付は1/7まで。当選者には僕から直接DMします!>

 これを受けて前沢氏のフォロワー(読者)となり、投稿をリツイート(拡散)する利用者が急増。50万人強だった同氏のフォロワーは616万人を突破し、一時タレントの有吉弘行さんに次いで国内2位となった。

 昨年夏、前沢氏は「(年末までに)フォロワー100万人を目指す」とツイッターに投稿。自身の発信力を高めることが目的とみられるが、達成できなかった。今回の企画で1億円を使って一時的に550万人以上のフォロワーを増やした格好だ。しかし、「ばらまき」「下品」などと批判も寄せられ、落選した応募者のフォロー解除などで8日午後に600万人を割り、みるみる減っている。

 7日の締め切りまでに応募数は560万を超え、全世界で過去最多のRT数となったとみられる。前沢氏は8日、当選者にツイッター内で1対1でやりとりできる「ダイレクトメッセージ(DM)」機能を使って100人に自ら当選を知らせたという。

関係者や本人のなりすまし投稿に注意

 同じ時期、前沢氏とは別のアカウントから<当選しました>とDMが来たという報告がツイッター上で相次いでいる。振り込み手続きのための手数料を求める手口が目立ち、多くは前沢氏本人や「ZOZO社長室秘書」などを名乗ったりしている。

 これを受けて前沢氏は8日、自身のアカウントで<偽前澤友作からのDMにご注意ください。必ずプロフィール欄を見ていただきツイッターの認証マークがあるのを確認ください。名前の横にブルーの認証マークがついている前澤友作のみが本物の前澤友作です。偽前澤友作さん、多くの人の夢を壊すようなことはやめましょう>と呼びかけた。

同種の企画は以前から 真偽は不明

 フォロワー数はツイッターでの「影響力」を示す指標の一つで、個人が企業からの依頼を受けて商品のPRなどをする「インフルエンサーマーケティング」でも、フォロワー数に応じて報酬が支払われるケースも多い。

 これまでツイッターでは、主に企業のアカウントがフォロワーを増やすため、宣伝も兼ねて、自社アカウントをフォロー、リツイートした相手に商品を無料でプレゼントする企画が盛んに行われてきた。

 ツイッター社は規約で「フォロワー数」「投稿へのリツイート」「いいね」の売買を禁止しているが、企業や個人がそれらへの見返りとして利用者にプレゼントを行うことは禁じていない。

 個人が現金やゲーム機など高額プレゼントを行う企画は以前からあったが、今回の一件の反響を受けて、今年に入り同種のキャンペーン拡散が目立っている。だが、実際に商品が送られるのかどうか不明で、フォロワー増加を狙う架空の企画の可能性もある。

 また、同種の企画に応募した際に「当選した際に必要なのでこのアプリをダウンロードしてほしい」と勧められたという報告もあった。これはアフィリエート(成功報酬型の広告)の一種と見られ、アプリをダウンロードさせた数に応じて企画者に報酬が入る仕組みとなっており、「小遣い稼ぎ」が目的とみられる。

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