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延暦寺の立像の内部からミニ不動明王 極めて珍しい金色

朝日新聞デジタル のロゴ 朝日新聞デジタル 2020/10/16 15:41 朝日新聞社
護法童子像の後頭部内から見つかった金銅不動明王像(比叡山延暦寺提供) © 朝日新聞社 護法童子像の後頭部内から見つかった金銅不動明王像(比叡山延暦寺提供)

 世界遺産・比叡山延暦寺(大津市)が所蔵する木造の護法童子(ごほうどうじ)像(高さ76・5センチ、鎌倉時代、13~14世紀)の内部に、高さ9・5センチの金銅不動明王(ふどうみょうおう)像が納められていることがわかった。寺が16日発表した。専門家によると、金色の不動明王像は極めて珍しいという。

 護法童子は、高僧らに従って仏法を守る、子どもの姿をした善神。延暦寺では、比叡山の山中をめぐる修行「回峰行(かいほうぎょう)」をする行者の守護神でもある。

 今回の像は比叡山東塔(とうどう)地区の寺院・西尊院(さいそんいん)に伝わり、江戸時代にあった護法堂の本尊だったという。写実的な作風から、運慶や快慶で知られる「慶派」の仏師がつくった可能性があるという。

 傷みが激しかったため、2018年に修理した際、後頭部の空洞に不動明王像と水晶製の舎利(しゃり)容器、胴体の内部には木札と和紙50枚が巻かれた状態で、それぞれ納入されていた。

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