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毎日の餌代すら…収入激減の水族館、CFで1430万円

朝日新聞デジタル のロゴ 朝日新聞デジタル 2020/09/15 10:27 朝日新聞社
飼育員から餌を与えられるベルーガ(シロイルカ)。ホッケやニシンを1日に約20キロ食べるという(名古屋港水族館提供) © 朝日新聞社 飼育員から餌を与えられるベルーガ(シロイルカ)。ホッケやニシンを1日に約20キロ食べるという(名古屋港水族館提供)

 新型コロナウイルスで、名古屋港水族館(名古屋市港区)の入館料収入が激減している。苦境を前に餌代の一部を賄うため、インターネットで資金を集めるクラウドファンディング(CF)に取り組んだ結果、目標額の3倍の1430万円が集まった。今月からはペンギンの羽根が返礼品の「ガチャガチャ」での寄付金集めに乗り出している。

 公益財団法人「名古屋みなと振興財団」が運営する同水族館は、3月2日から84日間休館し、その後も事前予約制にして入場を制限をした。予約制は9月から解いたが、入館者数は前年の半分程度にとどまったままだ。

 一方、アジやシシャモ、レタス、バナナなど、飼育中の生き物に毎日与える餌は必要で、プランクトンも培養している。一番よく食べるシャチだと、サバやホッケを1日60~70キロ食べるといい、全体では年間8千万円以上かかっている。

 餌代の一部を確保しようと7月10日から9月10日までCFによる寄付を募集。一口千円~10万円で、シャチとペンギンの鳴き声付きメール、独自の缶バッジといった返礼品を用意した。

 目標額は500万円だったが、一口10万円のコースに24口の申し込みもあるなど、全国から計2292口、1429万7千円の寄付があった。

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