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空から見たら…浮かぶ方向指示 JR札幌駅の屋根にアート作品

毎日新聞 のロゴ 毎日新聞 2020/11/22 10:30 毎日新聞
札幌駅ホーム上の駐車場。屋根に描かれたアルファベット表記の地名と矢印が、一つのアート作品になっている=札幌市中央区で2020年11月19日、貝塚太一撮影 © 毎日新聞 提供 札幌駅ホーム上の駐車場。屋根に描かれたアルファベット表記の地名と矢印が、一つのアート作品になっている=札幌市中央区で2020年11月19日、貝塚太一撮影

 JR札幌駅のホームの屋上は駐車場になっている。駅の利用者はもとより、駐車場を使う人も、ここに世界的な評価を受けたアート作品があるのに気付いていない。

 アートがあるのは、ホームの排気塔の屋根面。道内主要都市の地名や札幌の観光名所がアルファベット表記されている。黄色い矢印がその場所の方角を示しており、例えば「小樽(OTARU)」と「函館(HAKODATE)」は鉄道の出発方向が同じため、ともに西向きの矢印が付いている。作品名は「direction」だ。

 手掛けたのはグラフィックデザイナーの菊竹雪さん。屋上駐車場を管理する札幌駅総合開発によると、2003年のJRタワー開業に合わせ、ホテル客室や38階の展望室から見えるように考案されたという。04年に「グッドデザイン賞」の部門賞、05年には鉄道関連のデザインの世界的な賞である「ブルネル賞」で優秀賞に選ばれるなど、国内外で高く評価されている。

 撮影日はあいにくの雨。新型コロナウイルスの感染拡大で駐車場を使う車も、駅周辺を歩く人も少なかった。それだけに、夜景に溶け込んだアート作品がひときわ明るく見えた。【貝塚太一】

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