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コロナで引っ張りだこ・岡田晴恵教授に「実験データ不適切使用」証言

文春オンライン のロゴ 文春オンライン 2020/03/17 16:00 「週刊文春」編集部

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、連日ワイドショーに登場するようになった岡田晴恵・白鷗大教授(57)。元国立感染症研究所の研究員の経歴から、感染症の専門家としてテレビで引っ張りだこの岡田氏だが、感染研時代に実験データを巡り、不適切な取り扱いを指摘され、問題となっていたことが「週刊文春」の取材でわかった。

ファッションやメイクも注目される岡田氏 ©共同通信社 © 文春オンライン ファッションやメイクも注目される岡田氏 ©共同通信社

 複数の感染研の元同僚が、「週刊文春」の取材に対して、証言した。

 その一人はこう語る。

「岡田さんの『麻疹の細胞性免疫』に関する論文について、実験データの取り扱いが不適切だと問題になった。実験データから導き出せない結論や、不都合な実験結果を除去してグラフを作ったのではないかと。当時の所長が部員から聞き取りをした後、『生データを出しなさい』と要請したが、岡田さんは完全無視。それで所長は、(岡田氏の上司の)部長宛てに『論文を取り消すべきではないか』との文書を出しています」

 内部調査は進んだが、壁にぶち当たる。

「実際に実験を行うのは実験補助員で、データをどう取り扱ったのか全て知っている。そこで所長は『実験ノートを持ってきてくれ』と頼みましたが、実験補助員は断った。後で周囲に『岡田さんが怖くてできなかった』と漏らしていました。普段から実験をがんばっても岡田さんが気に入らないと『クビにしてやる!』と怒鳴られたりしていたので、脅えてしまったのです」(同前)

 結局、論文問題はうやむやとなり、2009年に岡田氏は感染研を退職した。

 3月15日、岡田氏を直撃した。

――実験データの改ざんが問題になったのは事実でしょうか?

「……」

――実験補助員へのパワハラ行為は?

「なにもないです、なにもないです」

 その後、メールで詳細な事実確認を行ったが、締め切りまでに返事はなかった。

 岡田氏は、新型コロナウイルスの感染の有無を調べるPCR検査を巡る主張や、PCR検査の拡大を感染研OBが妨害しているとの発言が、論議を呼んでいる。

 3月18日(木)発売の「週刊文春」では、岡田氏が感染研で「女王様」と呼ばれるようになった理由、岡田氏を寵愛した上司との関係、感染研を辞めるに至った経緯などを、詳報する。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年3月26日号)

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