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スタバで本当にあった、客が訴訟をおこした事件3つ。コーヒーが熱すぎetc…

女子SPA! のロゴ 女子SPA! 2019/11/04 08:45 女子SPA!
写真はイメージです(以下同) © FUSOSHA Publishing Inc. 提供 写真はイメージです(以下同)

 世界中でオシャレなカフェとして幅広く展開している、スターバックスコーヒー。スタイリッシュなブランドイメージがありますが、アメリカでは様々な理由で訴訟事件が起きているんです。「スタバを訴えてやる!」と被害を被った&息巻いた人々の、本当にあった訴訟についてご紹介します。

◆スタバを飲んで死にかけた男性

 もっとも最近スタバで起きた訴訟は2019年10月にあったもの。アメリカ、オレゴン州ポートランドのスタバを利用した34歳の男性が、ソイミルク入りのコーヒーを注文したのにアーモンドミルク入りのものが出されたことで、10,000ドル(約110万円)の訴訟を起こしました。

 この男性は実はナッツアレルギーの持ち主で、3口ほど飲んだところで、アレルギー反応が起きて救急病院に搬送されています。彼は普段からスタバを利用しており、注文時はいつもアレルギーがあるから気をつけるように店員にお願いしているそうです。

 でもこの事件の当日は、カップにはいつも通り「ソイミルク」と書かれていたのに、アーモンドミルクが使用されたようです。

◆「氷が多すぎる」と集団訴訟、判決は?

 アーモンドミルクの事例は下手をしたら命にもかかわるような内容ですから、訴訟が起きてもおかしくはないのかもしれません。でも、過去にはもっと驚くような理由で訴訟を起こしている例もあります。

 それが、2016年にアメリカの複数の州で起きた集団訴訟。訴えの内容は、「コールドドリンクの氷が多すぎて、飲み物の量が表示されるサイズよりもずっと少ない」というものです。

 裁判所の判事は、「冷たい飲み物に氷が入っているとき、飲み物の量が少なくなるのは、子どもでもわかること」と、実に当たり前で冷静なジャッジが下され、スタバ側が訴訟する結果となりました。

◆コーヒーが熱すぎて火傷。高額治療費を勝ち取る

「コールドドリンクの氷が多すぎる」と同じように、トンでも系の訴訟といえば、2017年にアメリカ、ノースカロライナ州で起きた「コーヒーが熱すぎる!」という訴訟もあります。

 女性がベンティサイズのコーヒーを注文し店員から受け取ろうとしたところ、ふたがはずれてコーヒーが体にかかって火傷を負ってしまったのです。彼女は治療費として15,000ドル(約165万円)を支払ったとして訴訟を起こし、スタバ側が10万ドル(約1,100万円)を支払うという判決が出ました。

◆元祖・マクドナルドの「コーヒー熱すぎ事件」

 このスタバの「コーヒーが熱すぎる」という訴訟が起きると、思い起こされるのが1992年にマクドナルドで起きたコーヒー訴訟事件。当時79歳の女性が孫と訪れたマクドナルドのドライブスルーでホットコーヒーを注文し、ふたを開けようとしたらこぼれて、火傷してしまったという話です。

 火傷は予想以上にひどく、皮膚移植のための入院と、その後も2年近くの通院が必要な事態になりました。そのためマクドナルドを相手に訴訟が起こされ、裁判所は懲罰的損害賠償額としてマクドナルドのコーヒー売上高2日間分に相当する270万ドル(約3億円)を女性に支払うように命じたのです。

 このニュースは日本でも「コーヒーをこぼしただけで3億円」と話題になりました。その後、実際には和解が成立しマクドナルドからは60万ドル(約6千500万円)未満の和解金が支払われたと言われています。

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 小さなコトから大きなコトまで、なんでもすぐに裁判を起こしてしまうのがアメリカという国。しかも医療費が日本では考えられないほど高額のため、お客が傷や病気を負ってしまうと賠償金もそれに伴って驚くような金額になってしまいます。トンでもない訴訟王国では、ビックリ仰天の訴訟事件が頻発しているのが事実のようです。

<文/佐藤まきこ>

【佐藤まきこ】

女性誌のエディターやファッションビルの広告・プロモーションのプランナー、コピーライターとして長年経験を積み、フリーランスのエディター・ライターへ。ハワイ在住。Instagram:@hawaii_milestone

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