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聞いてないよ~!エンゼルス・大谷翔平の欠場に視聴者落胆 米紙「事前に話し合うべき」

東スポWeb のロゴ 東スポWeb 2022/06/14 11:16 東スポWeb
大谷の欠場にファンはガッカリ(ロイター) © 東スポWeb 大谷の欠場にファンはガッカリ(ロイター)

エンゼルスの大谷翔平投手(27)の欠場が13日(日本時間14日)全米で大波紋を呼んでいる。12日(同13日)に本拠地アナハイムで行われたメッツ戦を欠場したのだが、タイミングが悪くこの試合は米スポーツ専門局ESPNで「サンデーナイト・ベースボール」として全国中継されたのだ。注目の二刀流スーパースターの欠場に野球ファンはガッカリしただろうが、ニューヨーク・ポスト紙(電子版)は「目玉選手の休養は数日前に話し合うべき」と報じた。今後、米国で議論に発展する可能性もある。

ベンチ裏が騒然となったのは試合開始3時間半ほど前だった。メッツ戦のスタメンに大谷の名前がなかったからだ。この試合はESPNで米東部時間午後8時から「サンデーナイト・ベースボール」として全米中継されるだけに昨年、ア・リーグMVPに輝いた目玉の大谷の欠場は“事件”だった。

ニューヨーク・ポスト紙(電子版)は「フィル・ネビン 大谷翔平からメッツとのESPNゲームを休みたいと申し出た」と題して報じた。

「サンデーナイト――」はESPNが全米中継する看板番組で、注目カードを放送することでファンからの注目度は高い。選手にとって自らをアピールする絶好の機会だ。今季はヤンキースやレッドソックスなど人気球団を中心に25試合が予定されている。

同紙は「メッツ戦に大谷翔平が出場しない理由を語ったネビン氏ほど、プロフェッショナルなコーチや監督の中で、透明性のある人はいない」と理由を隠さずに明かしたネビン監督代行を評価するも、大谷の欠場は「スポーツ界で目立つようになった典型的な問題」と提言した。

NBA(米プロバスケットボール)の全国中継された試合で、プレーオフを見据えスター選手を休養させ波紋を呼んだスパーズのポポビッチ・ヘッドコーチの事例などを挙げ「テレビ局や視聴者にとって、スター選手が健康にもかかわらず休むのは残念すぎる」。

確かに大谷の活躍を楽しみにしていた全米の野球ファンは多かっただろうが、このカードの放送が決定したのは5月25日(日本時間26日)。メッツはナ・リーグ東地区の首位を独走し、エンゼルスも14連敗前でア・リーグ西地区2位の27勝18敗と好調で注目カードだった。エンゼルスは試合開始時間を変更して対応したが、大谷の疲労度までは見通せない。

放送中に同局のバスター・オルニー記者から「なぜ、大谷がラインアップにいないのか」と直撃されたネビン監督代行は大谷から申し出があったと明かした上で、「ESPNファミリーにとっては、いい知らせではないかもしれないけれど、ヘルシーなショーヘイは、今後良い意味をもたらす。もっと彼を見ることができる」と説明した。

同紙は「全国放送がエンゼルスのカレンダーに載るのは当然」とした上で、期待が大きかっただけに「目玉選手休養の可能性は数日前に話し合うべきではないか」と皮肉を込めて締めくくった。さすがにテレビ中継に合わせて休養の時期を判断するのは無理筋だ。

それにしてもメジャートップの24本塁打でキング争いを独走しているヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)やエンゼルスの同僚でMVPを3度獲得しているマイク・トラウト外野手(30)が「サンデーナイト――」を欠場しても大きく取り上げられることはないだろう。投打二刀流で球史を塗り替える活躍を続けている大谷がメジャーで特別な存在であることがあらためて浮き彫りになった。

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