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対テロ作戦に日本人女性=イスラエル在住の清水軍曹

時事通信 のロゴ時事通信 2019/05/15 05:38 時事通信社
イスラエル軍ギバティ旅団のケラ宿営地で取材に応じる清水真優軍曹=14日、ゴラン高原 © 時事通信社 イスラエル軍ギバティ旅団のケラ宿営地で取材に応じる清水真優軍曹=14日、ゴラン高原

 【ケラ(ゴラン高原)時事】イスラエル軍の対テロ作戦を担うギバティ旅団の戦闘部隊に、同国の市民権を持つ日本人女性、清水真優軍曹(21)が兵役で所属している。清水さんは14日、イスラエルの占領地ゴラン高原にあるケラ宿営地で取材に応じ、「軍に参加する以上、最前線に身を置いてベストを尽くしたい」と、対テロ戦を担う決意を強調した。

 清水さんは、最近まで過激派組織「イスラム国」(IS)が強い勢力を誇っていたシリアとの境界地帯などで特殊任務を遂行。「だいたい毎週、何らかの作戦に従事している」という。

 父親が日本人、母親はイスラエル人(ユダヤ人)。幼少期を東京で過ごした後、イスラエルで暮らす。兵役では医療隊員として訓練を受けた上、2018年1月に戦闘部隊に配属された。同世代の日本人の多くは学生などとして平和な生活を送っているが、「イスラエルで人々が平和に暮らすには軍が必要だ」と語り、危険な場所での任務に「ためらいはない」と断言した。

 戦闘部隊には通常、医療要員も含めて男性が配属される。しかし、精神力と身体能力を評価され、軍によると、同旅団の戦闘部隊に所属する初の女性となった。9日には、ごく一部の優秀な兵士のみに与えられる大統領表彰を受けた。

 兵役は今年11月に期間満了となるが、軍から任期延長を要請されている。将来は医学の道に進みたい考えだ。兵役後の日本旅行も楽しみにしており、「北海道の雪祭りに行きたい」と笑顔を見せた。

 清水さんが日本メディアの取材を受けたのは初めて。やりとりは軍関係者立ち会いの下、英語で行われた。 

イスラエル軍の施設で戦闘訓練を行う清水真優軍曹=昨年12月、イスラエル北部(軍提供・時事) © 時事通信社 イスラエル軍の施設で戦闘訓練を行う清水真優軍曹=昨年12月、イスラエル北部(軍提供・時事) イスラエル軍の施設で救命訓練を行う清水真優軍曹(右奥)=昨年12月、イスラエル北部(軍提供) © 時事通信社 イスラエル軍の施設で救命訓練を行う清水真優軍曹(右奥)=昨年12月、イスラエル北部(軍提供)
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