古いバージョンのブラウザーを使用しています。MSN を最適にご利用いただくために、サポートされているバージョンをご使用ください。

香港の公立病院3日からスト 中国本土との往来遮断要求

朝日新聞デジタル のロゴ 朝日新聞デジタル 2020/02/02 22:53 朝日新聞社
医療従事者によるストを発表し、記者会見で「ストライキが香港を救う」などのスローガンを掲げる労組関係者ら=2020年2月2日、香港、益満雄一郎撮影 © 朝日新聞社 医療従事者によるストを発表し、記者会見で「ストライキが香港を救う」などのスローガンを掲げる労組関係者ら=2020年2月2日、香港、益満雄一郎撮影

 中国本土を中心に新型コロナウイルスによる感染が広がっている問題で、香港の公立病院の職員でつくる労働組合などは2日、3日から5日連続でストライキを実施すると発表した。中国本土との境界を全面封鎖し、人の往来を遮断するよう要求している。一方、医療当局は危機管理センターを設置し、院内の混乱に備えている。

 この労組は、香港の約40の公立病院などで働く医師や看護師らで構成。院内での二次感染を懸念し、公立病院の全職員の約1割にあたる約9千人がストに参加すると署名したという。

 労組は2日、林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官との直接対話を求めたが、林鄭氏は拒否した。そのため3日に最初のストを実施し、緊急性の低い医療サービスを停止する予定。当局が要求を受け入れなければ、4日以降、ストの対象を緊急性の高い医療サービスにも拡大し、政府への圧力を高めるとしている。

 海外では、米国が最近、中国に滞在した外国人の入国を拒否するなど人の往来に対する規制が強まるなか、香港政府は「中国人への偏見を助長しかねない」(林鄭氏)と主張。全面封鎖は困難だとして、労組側の要求を拒否する姿勢を崩していない。(香港=益満雄一郎)

朝日新聞デジタルの関連記事

朝日新聞デジタル
朝日新聞デジタル
image beaconimage beaconimage beacon