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W杯日本代表が帰国 800人が出迎え「ありがとう」

朝日新聞デジタル のロゴ 朝日新聞デジタル 2018/07/05 21:12

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で2大会ぶりに16強入りした日本代表が5日、帰国した。成田空港の到着ロビーには青いユニホーム姿のサポーターら約800人、報道陣約250人が詰めかけた。

帰国したサッカーW杯日本代表の選手たち=2018年7月5日午前11時15分、成田空港、山本裕之撮影 © 朝日新聞 帰国したサッカーW杯日本代表の選手たち=2018年7月5日午前11時15分、成田空港、山本裕之撮影

 午前11時10分すぎ、西野朗監督(63)や主将のMF長谷部誠(34)らがロビーに姿を見せると大歓声と拍手がわき起こった。西野監督らに日本航空のスタッフから花束が贈られ、23人の選手たちが次々と姿を現すと、サポーターらは手を伸ばしてカメラやスマートフォンを向け、「ありがとう」「おかえりー」といった声が飛んだ。DF長友佑都(31)は笑顔で手を振って応えた。

 その後、近くのホテルで記者会見があり、4月に就任し、5月から指揮を執った西野監督は「私にとっては46日という活動だったが、選手たちは(バヒド・ハリルホジッチ)前監督の財産に加え、さらに本大会でできることを探りながら、本当に素晴らしいサッカーを披露してくれた」と振り返った。代表引退を表明した長谷部は「(代表に残る選手たちが)今回味わった悔しさをつなげ、次の(4年後の)カタール大会では上にいってほしい」と語った。

 午前2時から空港で待っていたという東京都立川市の大学生、舩木優帆(ゆうほ)さん(20)は「興奮の毎日だった。2度追いついたセネガル戦は、あきらめない姿勢にすごく感動した」と話した。(黒川和久)

     ◇

 ファンらの目に、西野ジャパンはどう映ったのか。

 日本戦4試合をすべてロシアで観戦した増地晃さん(48)は「相当なプレッシャーだったはず。『お疲れ様』と言いたい」とねぎらった。3戦目にメンバーを6人替えたことなど、8強入りを意識した采配にみえた。「体格差をすぐに埋められない以上、ボールを保持する今回のサッカーで上を目指すしかない。でも、次の4年間、また外国人監督に刺激を与えてもらってもいいのでは」

 元日本代表監督で、現役時代の西野監督を代表に抜擢(ばってき)した二宮寛さん(81)=神奈川県葉山町=は「選手の心を一つにして、輝きを取り戻した。よくやった、と感謝しかない」とたたえた。7月末で退任とされるが、二宮さんは「西野くんが築いた路線を大切にしてほしい」と願う。ドイツの名将バイスバイラーから常々、「日本人指導者がしっかりしないと、日本は一流のサッカー王国にはなれない」と言われてきたからだ。「日本人監督も上を目指せる、と示した。日本サッカーが進むべき道を考える、いいきっかけをつくってくれた」

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