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侍ジャパン千賀滉大の覚悟 ソフトボール上野由岐子の姿に思うこと

西日本スポーツ のロゴ 西日本スポーツ 2021/07/22 06:46 西日本スポーツ
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東京五輪野球日本代表「侍ジャパン」のソフトバンク・千賀滉大投手(28)が仙台合宿3日目の21日、自主トレをともにしたことがあるソフトボール日本代表の上野由岐子投手の好投に決意を新たにした。左足首靱帯(じんたい)損傷を乗り越えて追加招集で侍入り。代表では先発にこだわらず、どこでも腕を振る覚悟を決めた。ブルペンでは76球を投げ込み、稲葉監督とも“対戦”した。

◇ ◇

本番まで一日たりとも無駄にできない。千賀はブルペンで76球。今月初めに1軍復帰も大崩れし、2軍戦を経て合宿に参加した右腕は「思った以上に投げられている部分はあるし、まだまだと思うところも把握できている。どう修正するかも把握している。残り少ないけど、しっかりやっていこうと思う」と自信を見せた。

左足首の負傷で一度は絶望と思われた東京五輪。追加招集で金メダルへの道が切り開かれた。だからこそ一切のエゴは捨てた。「こんな状態でも稲葉監督に選んでもらった。(起用法は)ここがいいとか希望は一切ない。どんな役割でも、どんなところでも、思い切って投げる準備をしていくだけ」と言い切った。

そんな千賀を奮い立たせたのは上野の姿だ。今回の五輪で最初に始まった競技で開幕投手を託され、勝利に導いた。何度も自主トレをともにしたレジェンドに「おめでとうございます」と連絡を送り「日本の五輪の先陣を飾るのにふさわしい人が出ている印象。その中でチームも勝って、改めて存在感がすごいなと思った。日ごろからプロフェッショナルな方なので、僕にもいい刺激になった」と語った。

ブルペンの打席で右腕の球筋を確かめた稲葉監督は「非常に力強い球を投げていた。どこでもいきますと言ってくれているし、ありがたい」とうなずいた。千賀は「投手の和を良くする立ち回りをしたい」と侍投手陣の潤滑油の役目も買ってでる。苦難を越えての頂点へ、上野クラスのフル回転をする。(小畑大悟)

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