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田村会心逃げ G1 11度目制覇 66周年開設記念 【若松】

西日本スポーツ のロゴ 西日本スポーツ 2018/11/07 06:00 西日本新聞社
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若松ボートのG1 66周年開設記念「全日本覇者決定戦」(優勝賞金900万円)は6日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の田村隆信(40)=徳島=が、人気に応えて逃げを決め、G1 11度目制覇。2着は瓜生正義、3着は江夏満の地元勢が入着。6日間の総売上額は、64億8000万円あまりで(目標額60億円)を大きく上回った。

■ヒーロー

決して楽には勝てなかった。BSでは1周1Mでツケマイを放った瓜生がわずかに先行。ただ、「勝負するところだったから」とコンマ08のSを決めて先マイに持ち込んだ田村が、舟を引っ掛けた。慌てなかった理由は「足には自信があった。掛かっていれば大丈夫だと思っていた」という機力の裏付けがあったからこそ。2Mで先マイを決め、勝負は決着。あとは悠々とVをかみしめながら周回を重ねて、若松名物のヴィクトリー花火に酔いしれた。

当地は2004年にSG初Vを飾った思い出の水面で、昨年のメモリアル、今夏のオーシャンカップでも優出の実績。「前から好き」というのもうなずける好相性ぶりだ。ファンからの声援も熱く、「スタンドからの声援が力になった。いや、力にしかならなかったです」とファンへの感謝も忘れなかった。

この優勝で賞金900万円を加算し、賞金ランクは29位に浮上。次節には地元鳴門でのG1が控えているため、今月のSGチャレンジカップには出場できなくても、グランプリ出場への可能性を残した。「チャレンジカップに出られない以上、“裏口入学”みたいなものですから」と冗談も飛び出すほどの上機嫌。ただ、「次は地元。GPが懸かっていなくても勝ちたいレース」。キリッと引き締めた顔は勝負師のものに切り替わった。細い糸をたぐり寄せてのGP出場-決して夢物語ではない。 (井上)

◆田村隆信(たむら・たかのぶ)1978年3月15日生まれの40歳。徳島県阿南市出身。県立阿南工業高校卒。井口佳典や湯川浩司、丸岡正典らSG覇者を多数輩出する銀河系軍団と呼ばれる85期の旗手。若松はデビュー4年9カ月でSG初Vを飾るなど、好成績を残すドル箱水面。

【優勝戦VTR】

進入はS展示同様、(1)(2)(3)/(4)(5)(6)の枠なり3対3。

スリットは全艇がゼロの突っ込んだS。BSはインから先に回った田村と、全速戦を仕掛けた瓜生がBSで一騎打ちに。瓜生がやや先行したが、内有利に2Mを先取った田村が後続を引き離してVを確定させた。瓜生は、江夏と春園を回してから差して2着を確保。3着には江夏が続いた。

■戦い終わって

瓜生正義(2着)準優同様、いい仕上がりだったが、BSは内側(田村選手)を締めるかどうかで迷ってしまった。

江夏 満(3着)調整に若干のズレはあったが、道中はしっかり回れた。

山口 剛(4着)1Mは瓜生さんにいいターンをされて、入る所がなかった。いいSが行けたし、出足や回り足も良かった。

春園功太(5着)変わらずいい仕上がりだった。もう少し伸びてくれればというのはあるが、自分のレースはできたと思う。

稲田浩二(6着)Sは少し放ったが、いいのが行けた。機力もまずまずだった。

=2018/11/07付 西日本スポーツ=

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